4月30日、オペラシアターこんにゃく座の歌役者さんをお呼びして、ぷかぷかさん達と一緒に楽しい歌を歌ったり、簡単なオペラを作って楽しんだりします。プロの歌役者さんと直接ふれあう機会なんてめったにないので、来なきゃソン!ですよ。
歌のワークショップに来る歌役者さんの紹介です。飯野薫さんと鈴木あかねさんの二人が来ます。飯野薫さんは『ロはロボットのロ』のココの役をやった方なので覚えている方も多いかと思います。飯野さんの歌う『ココのアリア』はロボットのテトを思うココの気持ちを素直に歌います。
♪ チョコレートの夜空に
粉砂糖の星がまたたき始める
丸いレモンパンの月が昇り
四角い窓がひとつひとつ消えて
町は眠りにつく
テト あんたも今頃 眠っているの?
ロボットは眠るの?
ロボットは夢見るの?
寝ても覚めても
あんたのこと思ってる
あんたのことを祈ってる
テト、あんたはまだ起きてる?
ロボットは祈ったりするの?
ロボットは誰かを思ったりするの?
毎晩 あたしは祈ってる
早く あんたが戻ってこれるように
早く あたしのところに戻ってくれるように
鈴木あかねさんは『ロはロボットのロ』で花子とジーンの役をやったのですが、テトが眠りについたあと、新しい朝が来る、と朗々と歌う歌が素晴らしいです。ちょっと幸せな気持ちになるような歌いっぷりです。
この写真のシーンのあと、場面が変わって歌われます。(ココが倒れたテトの手を握りながら歌う ♪ あんた ロボットなんだろ、死んだりなんかしないんだろ お願い 立ってよ テト〜♪ の歌に、私は聞くたびに泣かされました)
♪ 年月はイーストランドの川に浮かんだ舟のように
イーストランドの丘に吹く風のように
ゆっくりと流れていった
テトはまだ眠りについている
深い眠りについている
ココはテトを待ち続けている
テトが眠りから醒めるのを待ち続けている
エドと一緒にパンを作りながら 待ち続けている
待ち続けて 今日もイーストランドに朝が来る
新しい朝が来る
予定では4月初めにこんにゃく座の稽古場に出かけ、お二人にこの歌を歌ってもらい録画する予定でピアニストも手配していただいていたのですが、緊急事態が発生し、予定の前日に中止の連絡が入りました。来週くらいにはなんとか録画しに行ってみなさんにお披露目しようと思っています。
オペラシアターこんにゃく座のサイトに歌役者の紹介があります。上から6段目、左から二人目が飯野薫さん、同じく6段目いちばん右が鈴木あかねさんです。それぞれクリックしてみて下さい。
飯野薫さんと鈴木あかねさんの歌、聞いてみて下さい。