「不安の正体」の上映会を5月7日(土)午後1時半からみどりアートパークのリハーサル室でおこないます。
映画見終わって
「う〜ん、大変だなぁ」
とため息ついておしまいにするのではなく、
「ここにグループホームができてよかったね」
って地域の人たちにいってもらうにはどうしたらいいんだろう、といった前向きの話がみんなでできないかなと思っています。
地域でいい関係を作っていくのはどうしたらいいのか、みなさんのアイデアが必要です。毎月第1土曜日と第3土曜日の午前中はみんなで街の掃除をして回ろうとか、月一回はみんなでおいしいものを作って食べて、おしゃべりしようとか、おもしろい映画を上映しようとか、花見に出かけようとか、様々な形で地域の人たちとのおつきあいを作ることが大事だと思います。
それと情報発信ですね。グループホームはどんな人が集まっていて、どんなことをやっているかの情報発信です。ぷかぷかも設立当初、様々なバッシングがありました。呼び込みの声がうるさいの、同じところを行ったり来たりされると目障りでメシがまずくなるのと散々でした。そんな中でやったことはぷかぷかにはどんな人が働きに来ていて、何をやっているのか、ということを伝える情報発信です。ネット上の発信と紙媒体(ぷかぷかしんぶん)の発信でした。
ぷかぷかしんぶん最新号
ぷかぷかしんぶんは毎月手分けしてポスティングしました。大きな団地なので、どこを曲がっても同じような建物が並んでいて、最初の頃は迷ったりする人が続出しました。そんなとき、地域の方からこんな電話が入りました。
「ぷかぷかさんが迷子になってますよ。見ててあげるから迎えに来て下さい」
うれしかったですね。ぷかぷかしんぶんに書いた思いがちゃんと届いていたんだと思いました。お店にはまだ行ってないけど、しんぶんはいつも読んでますよ、っていってくれる方もいました。A5版6ページの小さなしんぶんです。それでもこうやって地域の人たちとぷかぷかを結びつけてくれました。
上映会のアンケートに
「ぷかぷかは街の価値を上げている」
と書いてくれた方もいました。
「ぷかぷかさんが好き!」
というファンも方もたくさんできました。
「この街にぷかぷかができてよかったね」
って思う人がたくさんできたのです。
「この街にグループホームができてよかったね」
って地域の人が言ってくれるようになることは決して夢物語ではないのです。
彼らといっしょにいい一日を作り続けること、それを地域に向けて発信し続けること。そのことが大事だと思います。
上映会のチラシです。