先日ぷかぷかに来られた方から感想をいただき、その中に素敵な言葉がありました。ぷかぷかは障がいのある人たちを支援するところではなく、いっしょに生きる場です、といつも言っているのですが、それを実にうまく語っていました。
「活気があって、生き生きしていて、ごちゃごちゃしていて、・・・大好きです!」
「みんなそれぞれ、あーだこーだイロイロあって、うるさくて、面倒で、でも愛おしい!」
いっしょに生きるってどういうことなのか、いっしょに生きる場ってどういうところなのか、それをとてもうまく表現していると思います。ぷかぷかに来て、わずか1時間ほどでしたが、感じたままを言葉にしたのですね。
…にしてもうまいなぁ。言葉に豊かさを感じます。
障がいのある人たちといっしょに「いい一日を作ろう!」って、あーだこーだいいながら、あっちに曲がったり、こっちに曲がったりして作ってきたぷかぷか。こういう場こそ、今、私たちに一番必要じゃないか、って思います。ごちゃごちゃで、イロイロうるさいけど、なんだか楽しくなれて、自由になれて、彼らのこと愛おしく思えるような場。理屈っぽい話抜きに、彼らといっしょに心地よく生きられる場。
「あーだこーだイロイロあって、うるさくて、面倒で」は「支援」する人たちがいちばん嫌うこと。そういうことを避けるために「支援」する。そのいちばん嫌うことを、ぷかぷかはどちらかといえば楽しんでやってきた。あーだこーだイロイロあるから毎日楽しいし、うるさいことも面倒なことも全部そのまま引き受けて楽しんできた。だからからこそ、こんなにも彼らのこと愛おしく感じられるぷかぷかができ上がった。
彼らはたまたまこの時代にいっしょに生まれ合わせた仲間。ならばいっしょに楽しく生きていった方がいいじゃん、て思う。
障がいのある人の数だけ、こんな場があれば、社会はもっと楽しくて、生き生きとしたものになる気がする。