上野さんのいろいろ米、ライ麦をこれから先も長く残して欲しいと思い、何年か前から農業法人(複数の人間で上野さんの思い、技術を共有しながらいろいろ米、ライ麦を作っていく)の提案をしているのですが、なかなか話が進まず、どうしたものかと思いながら先日上野さんに会ってきました。
たまたま出かけた日の朝日新聞朝刊に「千年耕せる農業」と題した記事がありました。「千年後もこの地を耕し続けられるよう持続可能性と生物多様性に資する農業をしたい。それには有機農業だ。」という記事です。
千年先を見通しながら農業やるってすごいなと思いました。
上野さんのいろいろ米、ライ麦も1000年先まで残せたらいいなと思いました。いろいろ米もライ麦もそのくらい価値あるものだと思います。残すためにはどうしたらいいのか。1000年先を考えると家族だけでやるには多分むつかしいです。たくさんの人のつながり、アイデア、情熱が必要です。それを「上野さんのいろいろ米・ライ麦 1000年プロジェクト」という形でやってみてはどうかと思うのです。
奥さんの礼子さんの話では、地元の生産者の集まりでも、
「やっぱり上野さんのお米が一番」
と、評判だそうです。お米を作る技術と上野さんのお米への思いがそういうおいしいお米を作り出しているのだと思います。そのおいしいお米を1000年先まで残すにはどうしたらいいのか。技術と思いをどうやって継承していくのか。そのことを上野さんにも考えて欲しいとお願いしてきました。
そのアイデアを広く募集します。アイデアは takasaki@pukapuka.or.jp までメールでお願いします。そのうち上野さんのいろいろ米、ライ麦の魅力を伝えるサイトを作りたいと思っています。
いろいろ米もライ麦も大事にしたい社会の財産です。その財産を1000年先まで残したいと思うのです。
いろいろ米を作っている田んぼ
ライ麦の畑
上野さんご夫婦
家の天井の梁がすごい
お土産にいただいたぽんせんとうどん。ラベルの絵を描いたのはぷかぷかさんです。
いろいろ米の入った食パン
ぷかぷかではライ麦の入ったカンパーニュ、食パンを作っています。
お食事処「ぷかぷかさんのお昼ご飯では」いろいろ米を使ったおいしいランチを提供しています。