パン屋で久しぶりにかずまくんに会いました。ずいぶん大きくなっていて、何年生?と聞くと、なんと5年生。今青春なんだとか。
なんともかわいいありがとうカードを描いていました。
どうしてこんなにやさしい絵が描けるんだろうと思います。かずまくんの優しい気持ちがビリビリ伝わってくるようです。こういう絵を描く人は社会の宝ですね。大事にしたいです。
かずまくん、大きくなって、お母さん、もう抱っこできません。
昔はこんなでした。
小さい頃、トイレでうんちができなくて困っていましたね。トイレでうんちが出たら赤飯炊きます、とお母さんいってました。で、ある日
「でました!今日は赤飯です!」
ってメールがうれしそうなかずまくんの写真といっしょにきました。
そういえばお母さん、子どもと一緒にご飯食べに来た時、ぷかぷかウィルスに感染しました。ぷかぷかウィルスの感染者第1号というか、ぷかぷかウィルスの発見者です。
子供2人を連れてカフェでランチを食べていました。お客さんは私の家族と他にもう一組だったかと思います。
お天気も良く明るくゆったりとした空気の中で
「おいしいねー」
「もう1回チョコパンとチーズのパンおかわりしたい」
などと子供と話をしていました。
そしたら厨房の小窓のカーテンが急にシャッ!と開き、ニコニコ笑顔にマスクの方が
「おいしいかい!?」
と聞いてきました。
一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、とっさに
「美味しいです!」
と負けじと大きな声で答えました。
その方は、そうだろうと言わんばかりにニコニコのまま
「フフ〜ン」
と笑い、カーテンを閉めました。
多分10秒程のできごとでしたが、この思ってもみない楽しいやりとりで、また食べに来ようと思いました。
ぷかぷかウィルスに感染したのは、多分この時だと思います。
「おいしいかい?」
以来ぷかぷかウィルスが蔓延、感染者がたくさん出ました。感染すると、またぷかぷかに来たくなり、ぷかぷかが好きで好きでしょうがなくなります。『Secret of Pukapuka』を撮ったカメラマンも感染。重症になってあの映像ができあがりました。かずまくんのお母さんは感染後、なんとぷかぷかのスタッフになってしまいました。
ぷかぷかウィルスこそ、事件を超える社会を作っていくのだと思います。『Secret of Pukapuka』はぷかぷかウィルスのおかげででき上がりました。そしてあの映像は事件を超える道筋を見せてくれます。