『ぷかぷかな物語』はぷかぷかさん(ぷかぷかで働く障がいのある人たちのこと)とスタッフが一緒になって作り出した物語です。読むとほっこりあたたかな気持ちになります。なによりも気持ちが楽になります。
障がいのある人たちは「いろんなことができない人で、社会の負担になる人たち」ではなく、「社会を耕し、豊かにする人たち」であることに、ぷかぷかをやっていく中で気がつきました。ほっとするような雰囲気のお店をぷかぷかさんたちと一緒に運営したり、地域の人たちといっしょにパン教室をやったり、芝居作りのワークショップ、アートのワークショップなどをやっていく中で、ぷかぷかさんの魅力と出会い、「ぷかぷかさんが好き!」というファンが少しずつ増えてきました。ぷかぷかさん、つまりは、障がいのある人が好き!という人が地域の中に増えてきたのです。こういう人たちは社会にいた方がいい、とたくさんの人たちが思い始めたのです。明らかに地域社会が変わってきました。彼らは社会を耕し、豊かにする人たちなのです。
障がいのある人たちは社会に合わせなければならない、そうしないと社会でやっていけない、といわれ、社会にあわせる努力を強いられています。ぷかぷかで子どもが働いている保護者の一人は、そういった努力は「見当違いの努力」だったと語っています。ぷかぷかは社会にあわせる彼らよりも、そのままの彼らが一番魅力的、ということに気がつき、それを大事にしながらお店をやってきました。そういった中での保護者の方の気づきが、今までやった来たことは「見当違いの努力」だった、ということです。
そういう物語は、いままでにない新しい価値を生み出しています。ぷかぷかの生み出した新しい価値にふれる時、生きることが少し楽になります。
アマゾンのカスタマーレビュー
注文はぷかぷかのホームページへ。
映画『Secret of Pukapuka』は2017年10月にカナダバンクーバーで開かれた世界自閉症フェスティバルで上映された作品です。ぷかぷかの周りには「ぷかぷかさんが好き」というファンがたくさんいます。ぷかぷかさん、つまりはぷかぷかで働いている障がいのある人たちが好き!というのです。何かにつけ、社会から排除されることの多い障がいのある人たちのことが好き!という人が多いのはどうしてなんだろう、とぷかぷかの「Secret=ヒミツ」に迫った映画です。ぜひ仲間の人たちと一緒に見て下さい。心ぷかぷかになります。障がいのある人たちといっしょに生きる新しい豊かな世界が見えてきます。
上映の申し込みはぷかぷかまで
電子書籍『とがった心が丸くなる』は、ぷかぷか代表の高崎が30年ほど前、養護学校の教員時代に書いた本ですが、「共生社会」などといった言葉もまだない時代に、養護学校の生徒たちと一緒に小さな共生社会を作り、新しい価値を作り出した記録です。