ぷかぷか日記

障害を持つ人たちがこんなに自由で楽しそうに一つのことみんなで作り上げていることがすごい

 創英大学の学生さん達が、11月14日の上映会の感想を書いてくれました。みなさんの新しい気づきが素晴らしいです。こういった気づきは人生を豊かなものにします。

 創英の学生さんは10月から統合保育の授業の中で、「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がトク!」をテーマに、「Secret of Pukapuka」とEテレの共生社会を考える教育番組を上映、ぷかぷかさんと一緒ににすごろーくワークショップ、簡単な演劇ワークショップをやり、今回の上映会の参加がありました。このあとそれぞれ2日ずつぷかぷかで体験実習をします。丸一日ぷかぷかさんと一緒に仕事をやります。そういった活動を通してのいろんな新しい気づきが学生さん達の人生を豊かにしていきます。

 ぷかぷかさん達とのおつきあい、障がいのある人たちとの出会いが若い学生さん達の人生を豊かにするのです。ここからお互い生きることがもっと楽に、もっと楽しくなる新しい社会が始まります。

 

◆印象に残ったシーン(映画)
・劇のシーンでの元々は違う設定だったけれども1人の方が「みんな1番で良いと思う」という発想から争い合うのではなく、みんな1番、みんなで優しい心を持とうといい争うということが無くなり優しさが溢れているシーンが印象に残りました。
・主役の方が途中から練習に参加をしないでいた所。めんどくさいからなどではなく、もっと作品を良くしたい、大きな声で伝えたいなどの思いがあって悩んでいた所を見て、本当に何事にも全力なのだと思った。
ぷかぷかさんの一人がセリフを変えて言うことで台本とは違う展開が生まれオリジナルの劇が出来上がるところが印象に残りました。普通だったら台本道理に進めていくところを発想力が豊かなぷかぷかさんだからこそ変えて素敵な劇にできるのだと感じました。
・ぷかぷかさんが劇をしているシーンです。みんながとても楽しそうに劇を行っていて、年齢関係なく幅広い世代の人が一つのことを一緒にやっている姿が印象的でした。最初は戸惑ってしまっても、何日かするとすぐに覚えてしまっていたので集中力がとてもあるなと思いました。劇では一人ひとりの個性が出ていて、それが他の人の笑顔に繋がっていて微笑ましかったです。見ているこっちまで笑顔になれました。最後には全員で踊りながら終わっていて本当に楽しそうだなと感じました。

◆印象に残ったシーン(トークセッション)
・「障害者で良かったと思う」という言葉が1番印象に残りました。障害のある人は何か不便なことだったり、生きづらいと感じることが多いのかと前は思っていたけど、自分の好きなことをたくさんやって、自分の生き甲斐を見つけて生きているんだと感じました。普通に生きてたらできないことをできる楽しみさが、障害者で良かった思うことなのではないかと思いました。
・大学の講義の時に見た映画でもあった、「ぷかぷかの人と関わることは得だ」という言葉が印象に残った。一人ひとりぷかぷかさんには個性を持った人たちがいて、一緒にいることで様々な新しいことが体験出来る。
一人ひとりに得意不得意があり一人ひとりにあった方法を使うことで社会の一員になることが大事 と感じました。

この上映会でぷかぷかの方々が伝えたかったことはどんなことだと考えますか?
・楽しく自由に生きることを伝えたかったことだと思いました。ぷかぷかの方々は上映会で流れてた映像も見て思いましたが、実際にお会いして話をしたりしている中でも楽しそうにニコニコな笑顔が沢山溢れていました。自分自身が自由に生き、そして楽しく笑顔沢山で生きることで周りの人も明るくなるという事に気づきました。
・障がい者を障がい者として見るのではなく一人ひとりの人、個人として見ることが認め合える社会を作ることができる。障害を持っていたとしても、生活を普通の人と何ら変わりなく楽しく送る事ができ、自分を偽らない事が自分の能力を遺憾なく発揮する事が出来る。障害のある人はたくさんの力を持っていて、その力は人を笑顔にできるし人との距離を縮めることができる。だから、障害のある人はこの世の中に必要な存在であることだと考えました
・障害がある人にとっての1番は何か、平等とはなにかではないかと考える。演劇の内容としてどのどんぐりが1番かを争うというものであったが、ぷかぷかさんバージョンでは彼らなりの1番そして平等のあり方を表現するものとなっていた。そこで、それをどう表現するのか試行錯誤されていた。
ぷかぷかさんたちがこんなに発想力が豊かで自由で一緒にいると自然と笑えたり心が軽くなるような気持ちにさせてくれるということを普段関わる機会のない人たちに伝えたり、この上映会を通して少しでもぷかぷかさんの活動や障害を持った人たちがこんなに楽しく活動しているということを知ってもらえればということを伝えたかったのかなと思います。
・障害を持っているからといって偏見を持つのではなく、一緒に関わっていったほうが得であるということだと思います。障害を持っている方でも毎日楽しく生活しているということを知り一緒にいることで普段とは違う発見があったりすると思ったからです。実際にぷかぷかさんと一緒に授業を受けたりしてみて、自然と笑顔になれたし、一人ひとりが個性を隠さずさらけ出していて、すごい自由に生きているなと思いました。
・人と違うことは悪いことではなく、個性でありその個性を活かすということが自由に生きることへ繋がっているのを伝えなかったのかなと考えた。
・障害の有無にこだわらずにふれあって、生きていくことの方が楽しい。人にはそれぞれの役割があり、その人にはそのひとにしかできないことがあったり、みな自由な表現をする権利があり、そういう場所が世の中にもっと沢山できればいい。

◆感想など自由に記載してください
・1人ひとり個性が溢れ、笑顔が溢れているぷかぷかさんを見て私ももっと笑顔で自由に生きよう!と思えるようになりました。また、体験活動に向けてぷかぷかさんの方々と沢山お話が出来たら良いなと感じました。少し緊張していますが、明るく楽しい2日間になると良いなと思います。
・一人ひとりを見ることができるように意識し、今後の実習に繋げる。型にはまらない彼らだからこそ生み出せるものがあり、障害を持っているから辛い苦しいのではなく、障害を持っていても楽しい事は沢山あり、何気ない1日1日を色鮮やかな日に変えていける力を持っているのだと感じた。
・映像だけでなく、実際に見にきていた障害のある人の話を聞くことで、より障害への理解が深まりました。自分の好きなことを見つけて、それを楽しんで生きているのは羨ましいことだと思いました。もっと色々な人と関わってみたいと思ったので、ぷかぷかの体験学習では積極的に関わっていきたいと思いました。
・実際にお会いして楽しい雰囲気を感じていたが、映像を見てもそれが伝わってくるぷかぷかさんのエネルギーには驚きを隠せませんでした。そして、障害がある人とそうでない人とのやり取りについてややまゆり園事件についての考え(障害のある人の意見)などが聞けてとても貴重な体験でした。
劇が出来上がるまでの映像やそのあとの講演会を聞いてぷかぷかさんを含め障害を持つ人たちがこんなに自由で楽しそうに一つのことみんなで作り上げていることがすごいと感じました。私は勝手に障害者の人たちはできないことが多いのではないかと考えていましたが私たちより発想力が豊かで型にはめられない素敵な表現ができていました。障害者の人たちと関わる機会はあまりないですが私が感じたようにもっといろんな人に障害者の人たちの魅力が伝わればいいなと思いました。
今回の上映会を見て障碍者の方と関わることは得なことだと思いました。ただ、一人ひとり違うのでそれぞれに合った対応の仕方をしていくことが大切だと思いました。実際に実習に行ったら、分からないことだらけだと思いますが、頑張ろうと思います。
・とても自由な行動や生活を一部でもみることができ、こんなに自由に生きて良いんだなと思った。もう少し肩の力を抜いてぷかぷかの方たちのように一日一日を大切に過ごせるような生き方をしたいと思った。
授業内での活動でも自分の予想をはるかに越える想像力の豊かさや表現力に驚いた。障害があるからなにもできない訳ではなく、障害があるからこその一人ひとりの世界観が、私たちにとっては衝撃的なことであるだけなんだと思った。
・こういう上映会に参加してみないと分からないことが沢山あり、普通に暮らしているだけでは気がつかないことがあるのだと気づきました。

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