明日11月14日(土)、午後1時から横浜ラポールで映画を手がかりにやまゆり園事件を考える集まりをやります。
映画は第6期演劇ワークショップの記録です。障がいのある人たちといっしょに生きると、こんなにも豊かなものが生まれる、ということが一目でわかります。やっぱりいっしょに生きていった方がトクだよね、って素直に思えます。事件を超える、というのは、そう思う人を自分のまわりに増やしていくことです。
明日は事件を巡る大きな話、例えば優生思想云々とか、施設のあり方を考える、といった、私たちには手の届かない大きな話ではなく、自分の手の届くところで、事件を超える社会を作るにはどうしたらいいんだろう、といったことをみんなで考えます。
創英大学の学生さんとぷかぷかさんですごろくワークショップをやった時、こんな感想が出てきました。
「たくさんの笑顔を見ることができて、とても心があたたかくなった。」
ぷかぷかさんたちの笑顔を見て、ただそれだけでとても心があたたかくなった、というのです。
社会には「障がい者はなんとなくいや」「怖い」「そばに寄りたくない」と思っている人がたくさんいます。でもここでは、彼らの笑顔を見て心があたたかくなった、というのです。この違いは何なのでしょう。
簡単な演劇ワークショップをやった時は、絵を見ながら一緒にこんな顔やりました。
こんな楽しい顔を一緒に作るような関係をもっともっと広げていきたいと思うのです。
事件で重傷を負った尾野一矢さんが時々ぷかぷかに来て陶芸をやったりしています。
こんな活動をして、心も晴れ晴れとしたのか、こんな優しい顔しました。
やまゆり園を出て、自立生活を始めた一矢さんに、心安らぐ時間を提供すること、そういったことも事件を超えていく大事な活動です。
マイカップが焼き上がったら、一矢さんの生活に彩りが生まれます。朝、マイカップで飲むコーヒーはどんな味なんだろう、と想像するだけで楽しくなります。
明日は一矢さん似顔絵Tシャツ着て参加します。
明日の上映会、会場の定員の三分の一くらいに人数制限していることもあり、参加される方は事前に連絡をお願いします。info@pukapuka.or.jp