障がいのある人たちのグループホームを立ち上げようとして、反対運動に会い、立ち往生している方のブログです。
このブログを書いた人自身、3年前に障がいのある子どもが生まれ、それまでは「普通の家庭」であり、「普通の家庭」しか知らなかった、だから「この地域は普通の家族で住む事しか認められません。」と反対する人たちの思いもわかる、といいます。
でも知的障害の息子さんが生まれたことで、「それから見える世界は、それまでの40年と全く違う、広くて深くて多様で、果てしない喜びと悲しみに彩られたものになりました」と書かれています。「今では障害者という理由だけで怖がったりする事は無くなりました。」とも。
そういったことを相手に伝えればいいのですが、障がいのある人とおつきあいしたことのない人たちに、障がいのある人たちのことを言葉だけで伝えるのはなかなか大変です。
思い込みとか偏見は、言葉よりもはるかに強いチカラを持っています。ですから、グループホーム建設の動きが、「障害者は悪いことをする」といったなんの根拠もない思い込み、偏見で、いくつも潰されています。私も反対運動のまっただ中の説明会に参加したことがありますが、強固な思い込みを前に、説得する言葉の無力さをつくづく感じました。
今回救いなのは、「帰り際、コッソリ「本当は反対じゃ無い人もいるのよ」と言って下さる方」がいたことです。
ここは突破口だと思いました。この方にぷかぷかの「心ぷかぷか」になる映像を見てもらう。この方が「心ぷかぷか」になったら、それをその方の親しい人に伝えて、もらう。そんなふうに「心ぷかぷか」を少しずつ広げていけば、「戦います!」といっている人たちの心も、多分ぷかぷかになると思います。
で、早速『Secret of Pukapuka』とつい最近放送されたNHKの映像をブログを書いた方に送りました。みんなが「心ぷかぷか」になってくれるといいなと思います。
グループホーム建設反対という地域のトラブルが、うまくすれば、地域が豊かになっていくきっかけになるかも知れません。