いっしょにいい一日を作る関係です。
いっしょに生きていくって、こういう日々を積み重ねることです。
「いい一日だったね」
って、お互いが言い合えるような日々を作っていこうよ、というのがぷかぷかです。
何かができるように「支援」するのではなく、いっしょにいい一日を生きること、それをぷかぷかは大事にしています。
いい一日からはたくさんの笑顔が生まれます。みんなが笑顔でいること、人が生きる上で、一番大事にしたいことです。
職員とはこういう日々をいっしょに作っていく関係が当たり前だと思っているぷかぷかさんたちにとっては、どうしてやまゆり園で職員が利用者さんの命を奪うような事件が起こったのか、理解できません。そんなぷかぷかさんたちが先日、事件に対する素朴な疑問を検証委員会に対する要望書にして知事に渡しに行きました。
やまゆり園は犯人の特異性の問題として事件を終わらせたいようですが、果たしてそれですむのでしょうか。
事件後、つまり犯人がいなくなったあとも虐待があった、と検証委員会の中間報告にはあります。犯人の特異性だけを事件の原因にすることは無理があります。
裁判の中で「やまゆり園では利用者さんと人間扱いしてなかった」という犯人の証言もありました。
先日要望書を渡しに行ったとき、知事はこんないい顔をしました。
ぷかぷかさんがいることで、ふっと心が解きほぐれたのだろうと思います。その解きほぐれた心で検証して欲しいと思います。そしてぷかぷかさんたちの素朴な疑問に、彼らに届く言葉できちんと答えて欲しいと思います。