ぷかぷか日記

かわいい孫のようです、というフラットな視線がいい

 今日からお店再開。久しぶりにみんなと会って、ただそれだけでうれしい。

  久しぶりに会ったリエさんはいつもとおんなじ話題でしたが、おんなじ話をしていても今日は格別にうれしい。心も体もゆるゆるになります。

 リエさん「また今日、テレビで漫画ばっかり見るから」

 タカサキ「漫画ばっかり見てると頭がパーになるよ」

 リエさん「パーになるの?」

 タカサキ「そう、タカサキみたいにパーになるよ、いいの?」

 リエさん「それはいや」

 タカサキ「だからニュースも見た方がいいよ」

 リエさん「報道ステーションとか?」

 タカサキ「そう、今日はそれを見た方がいいよ」

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 他愛ないこんなやりとりがすごく楽しい。話をしているだけでぐんぐん元気になります。彼らに支えられていることがよくわかります。

 

 先週まだ休み中にNHKがやってきて、ぷかぷかさんがいないことでぷかぷかさんが街にいることの意味がよりわかったんじゃないでしょうか、と取材に来ました。たまたま通りかかった80歳のおばあさんは、

 「やっぱり、いないと、すごく寂しいですよ。みんなかわいい孫みたいな存在ですから」

 かわいい孫みたいな感じで受け止めてくれていることがうれしかったですね。上から目線で何かやってあげる、とかではなくて、ただただかわいい孫のようです、というフラットな視線がいいですね。

 「道で会っても必ず挨拶してくれて、うれしいです。道路を隔てても、私を見つけると大きな声で挨拶してくれます」

 おばあさんは一人暮らしだそうで、だから街で会って声をかけられることが余計にうれしいようでした。

 ぷかぷかさんたちはそうやって地域のお年寄りを支えているんだと思いました。偉いなぁ、お年寄りに声もかけない私なんかより、ずっと偉いです。

 彼らは《街の宝》です。

 

 ★NHKは明日も取材に来るようなので、多分どこかで放送されるのではないかと思います。日にち、時間などがわかりましたらまたお知らせします。

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