ぷかぷかは4月13日(月)から5月6日(水)までお休みにします。国の非常事態宣言を受けてということになりますが、基本的にはぷかぷかから感染を広げない、ということです。今日、保護者の方にあてて書いたお手紙です。
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保護者のみなさまへ
お世話になります。ぷかぷかの代表をしている高崎です。
コロナウィルスの影響で大変な事態になりましたが、大きな試練だと思って、みんなで乗り切っていきましょう。
どうやって乗り切るのか。大事なことは、この大変な事態の中で、なおも人のことを思うことだと思います。多くの人が集まるところを避けるのは、人からうつされることを避ける意味もありますが、自分が人にうつすことを避ける意味もあります。コロナウィルスは自覚症状がなくても感染している可能性があります。そのことを自覚して、私たち一人一人が人にうつさない、ということを心がければ、感染拡大を減らすことができます。
アメリカの大統領は「中国ウィルス」と呼び、中国を敵視しました。日本の大臣は「武漢ウィルス」などと呼び、やはり中国を敵視しました。こんな風にお互いを敵視し合うと、問題解決どころか、社会が崩壊します。
コロナウィルスはたまたま武漢で発生しただけで、誰が悪いわけでもありません。今はみんなで協力し合ってウィルスに向き合うことが大切です。
2,3日前の朝日の夕刊にホームレスの人たちにマスクを配っている人たちの話がトップページに載っていました。政治家たちが中国を敵視するメッセージを発信し、社会の混乱を招いている中で、社会の一番弱い人たちに寄り添う人たちのニュースは、社会に希望を感じるニュースでした。
こんな風に人を思いやる心が、この困難な状況を超えていくのだろうと思います。
人のことを思い、人に感染を広げない。そのことをみんなが思い、実践することが、今すごく大事なように思います。
また元気な顔で「やぁ!」って挨拶する日が来るように、みんなで頑張りましょう。
ぷかぷか代表 高崎明
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ぷかぷかさんたちは基本的には家でお仕事をやってもらいます。ありがとうカードやお弁当の帯を描いてもらいます。その仕事をするための「お仕事セット」を作りました。
絵を描くための色鉛筆を袋に入れ、お仕事セットに入れます。
これがお仕事セット
中に仕事の材料と一緒に、仕事内容のプリントが入っています。
家にいるのが難しい方はぷかぷかに来て仕事をします。
お店はやっていませんが、何人かのぷかぷかさんは仕事やっていますので、どうぞ会いに来てください。
コロナウィルスは先が見えないので、5月6日以降どうなるかは、まだわかりません。そのときの状況を見ながらの判断になると思いますが、またお知らせします。
お互い笑顔で「やぁ!」って挨拶できる日を楽しみにしています。