来年1月26日(日)に今年の演劇ワークショップの集大成「表現の市場」があります。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」「その方がトク!」ということが一目で分かる芝居を舞台に上げます。ぜひみなさん、見に来てください。
心配はお金のことです。6ヶ月の演劇ワークショップには進行役、ピアニストなどの講師料、会場費、舞台制作費などで約230万円ものお金がかかります。ヨコハマアートサイトから100万円の助成金をいただきますが、残り130万円は自己負担です。さして儲かってもいないぷかぷかにとっては大変な負担です。
それでも、これは障がいのある人たちとみんなが気持ちよく暮らせる社会を作るための投資と考えています。
ぷかぷかを始めるとき、どこからもお金がもらえなかったので、やむなく自分の退職金を使いました。これも、そういう社会を作っていくための投資でした。先がなかなか見えないなかでの投資は、本当に苦しいものでした。自分を支えたのは、ぷかぷかさん達と地域の人たちのステキな出会いをこつこつ紡いでいけば、お互い笑顔で暮らせる社会はきっとできる、という確信に近い思いでした。
そうして9年。今、最初の思いをはるかに超えたぷかぷかが実現し、それは障がいのある人たちと一緒に生きていくための社会モデルになっています。居心地のいい社会を作っていくためのメッセージの発信場所になっています。一緒に生きるとどんな豊かさが生まれるかの物語もたくさん生み出しました。『ぷかぷかな物語』を見て下さい。https://shop.pukapuka.or.jp/items/19207891?from=widget
この投資のリターンは、実現したぷかぷかから受ける幸福感です。
私は退職金を使ってしまったので、正直、すごく貧乏です。でもぷかぷかができたおかげでぷかぷかさん達と過ごす日々がすごく楽しくて、ほんまにトクした!と思っています。ささやかな幸福感に浸っています。
もし退職金を銀行に預けていれば、ぷかぷかはできなかったし、まして今の幸福感はありません。お金は銀行で眠ったままでした。もったいない話です。
投資はお金に働いてもらうことです。社会の中でばりばり活躍してもらうのです。そのおかげでぷかぷかができあがりました。
もちろんお金だけでぷかぷかができあがったわけではありません。たくさんの人たちの膨大なエネルギーを注ぎ込んだのです。お金と人間のエネルギーの投資。それがぷかぷかを作り上げたのです。
先日亡くなった中村哲さんは干ばつで生活が成り立たなくなっていたアフガニスタンのカラカラに乾いた大地に水路を作るために膨大なエネルギーを注ぎ込みました。結果砂漠が緑の大地に変わりました。
ぷかぷかの努力も、きっとこんなふうに新しい社会を実現します。
障がいのある人もない人もみんな笑顔の社会です。
(旭区役所人権研修会)
(旭区役所人権研修会)
(ぷかぷかのお店)
いっしょに新しい未来、社会を作りませんか?「横浜夢ファンド」に、眠っているお金を入れて下さい。お金を働かせて下さい。みんなが笑顔で暮らす社会というすばらしいリターンがあります。
ぷかぷかは「横浜夢ファンド」の登録団体になっています。夢ファンドに寄付をしていただくとぷかぷかにお金が入ります(寄付の申込書の希望する団体の欄に「NPO法人ぷかぷか」とお書きください)。税制上の優遇措置があります。詳しくは下記サイトをご覧下さい。
横浜夢ファンド
★寄付の申込書の希望する団体の欄に「NPO法人ぷかぷか」とお書きください。
障がいのある人もない人もお互いが気持ちよく、笑顔で暮らせる社会を、一緒に作っていきましょう。