雨宮香処凛さん 、弱者をたたく不寛容な時代を語ります。
「不寛容な時代」になったことはよくわかります。ここで「ふ〜ん、そうか、なるほど」で終わっては、「不寛容な時代」は何も変わりませんどんどん息苦しくなるばかりです。
大事なことは、この「不寛容な時代」をどうやったら「寛容な時代」に変えられるのだろう、というところだと思います。希望を持たせてくれるのはぷかぷかさんたちの存在です。
朝日新聞「声」の欄に載っていた投書です。
この人は多分ぷかぷかさんですね。
「知らない人同士が顔を見合わせ、クスクス笑ってしまった」
この人は電車に乗るたびにこうやって街を耕しているのだろうと思います。
以前私の乗り降りする駅のホームで、やっぱりこんなふうにアナウンスしている人がいました。
こういうアナウンスを聞くと、心があたたかくなります。
みんなの心があたたかくなれば、社会は少しずつ変わります。
こういうアナウンスをいう人は、社会にいた方がいいですね。いや、いてほしいです。彼らがいることで、社会がゆっくり変わっていきます。知らない人同士が顔を見合わせ、クスクス笑ってしまうような、そんなおおらかでやさしい社会に。
これはぷかぷかさんが書いた字です。
もう見ただけで、心がキュンとあたたかくなります。優しい気持ちになれます。
こんな字を書く人は社会にいた方がいいです。いてほしいです。みんなの心がまるくなります。社会が変わります。
「不寛容な時代」を「寛容な時代」に変える手がかりがここにあります。