このサイトをFacebookで紹介したところ、
シェアした人がこんなことを書いていました。
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今朝、通勤中に父から電話があって
「Rがいなくなった!」。
Rとは私の甥っ子の言葉を話さない自閉BOYのことだ。
さぁ、言語での意思疎通が難しいRが住宅街をひとりで歩いているのを見かけたら、近所の人はどう対応するだろう?商店街の人は?車道出たらどう止めたらいい?(大声で制止するのはアウトだし)
…いろいろ頭をかけめぐる。そして自分自身、あの子とふたりっきりになったことがないことにも気付く。自閉くんとの言語以外のコミュニケーション、考えて見たらぜんぜん分かってないじゃん>わたしorz。
やや焦りつつ、乗り換え駅で母(Rの近所に向かっていた)に連絡してみたら、Rは無事見つかっていた。あーよかった。
小学校で日本語と英語を学ぶように、非言語で意志を伝え合う方法、みんなで身につけられたら…なんて考えた。TDLってこういうスキルないのかなあ。
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で、こういう書き込みをしました。
あまりむつかしく考えず、普通に話しかければ、そのうち通じますよ。通じるまで少し時間はかかりますが…。そうやって時間をかけて仲良くなればいいのです。いずれにしても、言葉を話さない子どもが街をうろうろすることは、みんなにとって、とてもいいことだと思いますよ。遭遇した人は「ラッキー!」って思いましょう。
これに対し
ありがとうございますー。聞いてるのか聞いてないのか分からないけど、いつも楽しそうにしているので、ま、いっか🎶っていう感じになりますw
と、きたので
そう、「ま、いっか🎶っていう感じ」がいいんですよ。
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言葉を話さない人と、あまりおつきあいがなければ、やっぱり心配で、最初の書き込みのようになるのだと思います。でも、ちょっと考え方を変えれば、
「オー、これは街が耕されるビッグチャンス!」
となります。
言葉を話さない人が街を歩けば、行く先々で、多分いろんな問題が起こります。問題が起こった数だけ、いろんな人がその人と出会います。
「え〜!、この人、気持ちが全然わからない」
という出会いです。これは社会にはそういう人がいるんだ、という発見。そういう発見をする人が、問題の数だけ現れます。それだけ、街が豊かになった、ということ。
人は言葉がなくても、いろいろ話しかけているうちに、なんとなく通じるものです。そこが人間のいいところです。
「そうか、この人はこんなこと考えてるんだ」
とわかったときはうれしいものです。うれしい出会いです。
こういう人とたまたま遭遇し、困ってしまった人はラッキー!と思いましょう。困ることで、心が耕されるわけですから。これは、どう考えてもトク!です。
言葉が通じても通じなくても、相手がにこっと笑えば、もうそれでよし。「ま、いっか🎶っていう感じ」で行きましょう。これで結構通じ合ってるものです。
障害者雇用も、障がいのある人を雇用することで、会社はいろいろ困る方がいいのです。困ることで会社は磨かれます。ばりばり仕事のできる障害者を雇用すれば、なんのトラブルもない代わり、会社は磨かれません。進化がないのです。せっかく障がいのある人を雇用したのに、もったいない話です。