12月7日(土)の午後、愛川町文化会館で人権についてお話しします。
(★チラシ作成はぷかぷかです)
「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というお話ですが、私が一方的に話してもおもしろくないので、みなさんと対話しながら話を進められたら、と思っています。
「自分の家のすぐ隣に、障がいのある人たちのグループホーム建設計画が持ち上がったらどうしますか?」
という問いから始めます。
この問いから始まって、みなさんと対話しながら「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいね」ってみんなが思えるような講演会にしたいと思っています。
人権啓発講演会に来る人たちですから、グループホーム建設に真っ正面から「反対!」という人はいないと思います。といって「賛成!」という人もいないと思います。多分、「反対ではないけれど、なんとなく不安」と思う人がほとんどなのではないかと思いいます。
どうして不安なのか、自分の思いを語ってもらい、何が問題なのかをみんなで考えていきます。
多分、「障がいのある人たちのこと、よく知らないことが不安を生む」といったことが出てきます。
どうして知らないのか。それはおつきあいの機会がないからです。
どうしてその機会がないのか。それは子どもの頃から、障がいのある子どもたちは「個別支援学校」「個別支援級」にふり分けられているからです。
障がいのある子どもたちと日常的におつきあいしないなんて「もったいない」と思っています。
どうして「もったいないのか」
そこをみんなで考えていきます。それは障がいのある子どもとおつきあいする意味を考えることになります。
ぷかぷかには「ぷかぷかさんが好き!」というファンがたくさんいます。
どうして「障がいのある人たちが好き!」というファンが現れたのか。
その理由を考えてみます。障がいのある人たちの、どこがそんなに好きなのか。
障がいのある人たちは、私たちに何をもたらしたのか。
ぷかぷかさんが作った作品や、演劇ワークショップで創り出したものを紹介しながら、それを伝えていきます。
ぷかぷかさんが生み出す価値を1,スタッフが生み出す価値を1としたとき、
ぷかぷかでは1+1=5になり、支援という関係の中では1+1=1になります。
なぜか、をみんなで考えます。
いっしょに生きることは、新しい価値を一緒に生み出すことです。「5」の数値にはそんな思いを込めています。
「障害者はあかん」「生産性が低い」等とマイナス評価の文化は障害のある人たちを排除します。
ぷかぷかが生み出したものは、障がいのある人たちをプラスに評価する文化です。いっしょに生きていった方がいい、と思える文化です。
その具体例をいろいろ紹介します。
そうして最後には
「やっぱりいっしょに生きていった方がいいね」「その方がトク!」
ってみんなが思えるような人権啓発講演会にできれば、と思っています。
対話しながら進めていくので、筋書き通りに進んでいくかどうか、よくわからないのですが、ま、予定通り物事が進まない方がおもしろいし、こういうときこそ腕の見せ所。なんとか
「やっぱりトク!」
って、みんなに思ってもらえたら、と思っています。
いっしょに生きていった方がいいね、って思えるこの舞台は、ぷかぷかさんたちといっしょに作り出した新しい文化です。障がいのある人たちをプラスに評価する文化、社会から排除しない文化です。
ああ、こんな感じなら自分の街でもやってほしい!って思った方は、ぜひお問い合わせください。
ぷかぷかお問い合わせ窓口 info@pukapuka.or.jp