浅川さんちのそらくんが床屋に行きました。そらくんが街を耕している様子がよくわかります。
床屋に限らず、どこでも人はみんなばらばらです。でも、そらくんがいることで、そこで知らない人通しで自然に会話が生まれたことがすばらしいですね。
『福祉労働』という雑誌に
「ぷかぷかさんといることで、周囲の人間の心がまるくなる」
という言葉がありましたが、そらくんがいたおかげで床屋さんにいたお客さんたちの心がまるくなったんですね。だから全く知らない人とも自然に会話が生まれたのだろうと思います。
社会全体がなんとなく息苦しくなる中で、みんな心がとがってしまっています。知らない人に向かう心がとがっていて、社会がどんどんばらばらになっていってる気がしています。ツイッターに飛び交うきつい言葉を見ていると、社会のばらばらがどんどん進んで収拾がつかなくなっている気がします。
そんな中で、そらくんが床屋に行っただけで、そのまわりでほんわかした空気が生まれ、知らない人通しで会話が始まったという話は、なんかホッとして、ここにこそ社会の希望があるように思います。
床屋さんのような出来事があちこちで起これば、社会全体がまるくなる気がします。だからどんどん街へ出て行きましょう。そよ風のように。