ぷかぷか日記

ワークショップ一回目からこんなに楽しくて、これからどーなっちゃうんでしょうか!

8月17日(土)第六期演劇ワークショップが始まりました。今回は地域の人たちの参加が多く、ぷかぷかさんを入れて全部で40人ほど。リハーサル室がいっぱいの感じでした。

 参加希望者が多いのは、ワークショップの魅力が伝わっていることで、とてもうれしいのですが、それでも会場のキャパシティがあるので、芝居を作っていく上では、なかなか厳しいところがあります。特に本番の舞台を考えると、相当工夫しないと、みんなで舞台に立てない感じがあります。

 

 こんなに人が…

 

 まずはギブミーシェイプで心と体をほぐしながら、お互いの関係を作ります。体を使っていろんなものを表現します。撮影用のカメラが目に入り、そのカメラを支える「三脚」を作ることにしました。7,8人のグループの中で、どうやったら三脚が表現できるか話し合います。話がまとまったら、すぐに体で表現してみます。

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 なんとなくそれっぽいものができればいいのです。大事なことは、これを作っていく過程で、仲間と話し合いをすること、表現することを通して、心と体を自由にすること、お互い親しくなることです。

 

 朝、通りかかった公園で見た「ベンチ」が2番目の問題。ベンチを作るだけではつまらないので、「朝のベンチ」「昼のベンチ」「夜のベンチ」の短いお話を作ります。形を作るだけでなく、そこから物語を起こしていく作業はとても楽しいです。

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 午後、「ドングリと山猫」のお話を朗読しました。絵本を見せながら朗読すると、子どもたちも集中して聞いていました。

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 朗読を聞いたあと、山猫の待つ草原に行くまでの森の風景をシェイプで表現しました。

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 初めての人が多いのに、みんなどんどん表現していきます。ふだんこういうことはあまりやらないから、心も体も、みるみる自由になります。ここがワークショップのすばらしいところです、

 

 初めて参加のひよりちゃん

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アイドルのボルトさん

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かわいくてかわいくて…押しつぶさないかとハラハラ

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かわいいナナちゃんと

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地域の人とこんな笑顔で

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《 先日はステキな一日をありがとうございました。親子三人(四人?)で参加させていただき、とっても自由な時間を体験しました。
  てらちゃんが、「ひっつきむし~」って言ってくっついて歓迎してくれたおかげで、遅れての参加だったにも関わらず、親子共々、リラックスして楽しむことができました。ホント、てらちゃんには、かないません!どっぷり、宮沢賢治ワールドのこのお話を、ぷかぷかさんたちがどのように導いてくれるのか。。!それを、こんなに近くで見ることができるとは!ワークショップ一回目からこんなに楽しくて、これからどーなっちゃうんでしょうか!楽しみでしかありません🎵 》  (みか)
 
朗読を聞く親子三人、いい時間を過ごしていました。

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 次回はドングリの帽子をみんなで作り、その帽子をかぶってドングリになってみようと思っています。そうして誰が一番えらいかの言い合いをします。

「なんといったって頭のとがってるのがいちばんえらいんです。そしてわたしがいちばんとがっています。」
「いいえ、ちがいます。まるいのがえらいのです。いちばんまるいのはわたしです。」
「大きなことだよ。大きなのがいちばんえらいんだよ。わたしがいちばん大きいからわたしがえらいんだよ。」

といった具合に。ただ言葉で言ったのではおもしろくないので、これをダンスで表現するとか、おもしろい形でできたら、と思っています。

 どんな風に芝居ができあがっていくのか、楽しみにしていてください。

 

 

 お金の話をします。演劇ワークショップを6ヶ月続け、最後にホールの舞台で発表すると進行役、ピアニスト、舞台監督などの人件費、リハーサル室、ホールなどの会場費、音響設備、照明設備など付帯設備使用料、舞台制作のための材料費など、全部で200万円を超えるお金が必要です。横浜アートサイトの審査を受け、100万円はもらえることになりましたが、あと130万円ほど足りません。

 演劇ワークショップは、収益を生まない事業ですが、社会的にとても大事な事業なので、収益を生まなくても続けていかなければならないと思っています。

 ぷかぷかがいっぱい儲かっていれば、そのもうけからお金が出せるのですが、残念ながら、かつかつの経営で、はっきり言ってとても貧乏です。いい仕事をしようと、国の基準の5倍もスタッフがいるので、運営がすごく大変なのです。それでもオペラをやったり、上映会をやったり、演劇ワークショップをやったりで、社会を豊かにするための活動は、腹を減らしてでも、しっかり続けていこうと思っています。

 

  演劇ワークショップが生み出す文化は

  「障がいのある人たちを排除しない文化」

  「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい、という文化」

  「〈生産性〉とはちがう評価軸を持った文化」

今、社会にとって、とても大事な文化だと思います。だからこそ、続ける必要があります。

 

 ぜひ応援してください。具体的には事業を行うための寄付をお願いします。

  寄付は、お互いが気持ちよく暮らせる社会への〈投資〉です。自分が目指す社会を実現するために汗を流す一つの方法です。

 

 ぷかぷかは「横浜夢ファンド」(市民活動推進基金)の登録団体になっています。夢ファンドに寄付をしていただくとぷかぷかにお金が入ります(寄付の申込書の希望する団体の欄に「NPO法人ぷかぷか」とお書きください)。税制上の優遇措置があります。詳しくは下記サイトをご覧下さい。

 

横浜夢ファンド

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寄付をお考えの方へ

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横浜市 基金の活用

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横浜市 税制上の優遇措置

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障がいのある人もない人もお互いが気持ちよく暮らせる社会を、一緒に作っていきましょう。

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