ぷかぷかの活動は、ひとことで言うと、ぷかぷかさんと一緒に新しい未来を作っているのだと思います。希望の持てる未来です。
どんな未来か、というと…障がいのある人たちを排除しない未来、障がいのある人たちが社会に合わせることなく、そのままの自分でいられる未来、そのままのあなたが一番素敵って言える未来、障がいのある人たちを見下さない未来、お互いがフラットにつきあえる未来、障がいのある人もない人も、お互いが気持ちよく暮らせる未来、生産性で人を評価しない未来、その人がいること、そのことに価値があるとする未来、…そんな未来をぷかぷかさんたちと一緒に作っているのです。
あれができないこれができない、社会のお荷物、生産性が悪い、といったマイナスイメージの多い障がいのある人たちですが、ぷかぷかは、そんな人たちとは、でも、一緒に生きていった方がいいよ、その方がトク!と言い続け、彼らと一緒に働き、そこから、今までにない新しいものをたくさん生み出しました。
マイナスイメージの多い障がいのある人たちと一緒に、希望の持てる未来を作り出すなんて、なんだか、それだけでおもしろいと思います。それはすごく大変なことではなく、何かやってあげる、とか、支援する、といった上から目線の関係ではなく、ただ、一緒に生きていくというフラットな関係を作るだけのことです。ただそれだけで希望の持てる未来を作り出すことができるのです。その気になれば、誰にでもできることです。
「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」は、相模原障害者殺傷事件を象徴する言葉ですが、なんとなくそう思う人がものすごく多い今の社会にあって、でも、その障がいのある人たちと一緒に生きていくと、希望が持てる未来を作り出せるんだよ、っていうことが言えるなら、これはすばらしいことだと思います。
明日、みどりアートパークホールで上映するのは、まさにそういう映画。一緒に生きると希望が持てる未来を作り出せるんだよ、っていう映画です。
午前中に上映する『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、ぷかぷかさんたちのおかげで海外まで飛び出して珍道中を繰り広げた物語。『Secret of Pukapuka』は、ぷかぷかさんと一緒に生きることで、たくさんのファンが生まれたヒミツに迫る映画。
午後に上映する『ほら熊学校を卒業した三人ーぷかぷか版』は、ぷかぷかさんたちと一緒に演劇ワークショップをやることで、とんでもなくおもしろい芝居ができあがったお話。『ぷかぷかさんとすごろくワークショップ』は、ぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップやることで、今までにない充実した人権研修会のできた青葉区役所の話。『ぷかぷかさんがいる町』は、ああ、彼らは町にいた方がいいよね、って素直に思える映画。
午後3時頃から始まるトークセッションは、ぷかぷかさんと出会ってすごくいい思いをした学生さんたちと、神奈川新聞「時代の正体」で相模原障害者殺傷事件を深く掘り下げた成田記者とのトークセッション。これはもうずばり、一緒に生きていくことで生まれる未来についての話になります。
相模原障害者殺傷事件なんて関係ない、と思っている人にこそ来てほしいので、入場料は無料にしています。人数を把握するために、無料の入場券をpeatixでお求めください。ポチッと押すだけです。
https://peatix.com/event/876796
会場費、映画制作費は実際に経費が発生しますので、当日会場でカンパを集めます。よろしくお願いします。
こんな大きな箱を用意しています。
また明日はいけないけど、上映会の趣旨には賛同!という方は、ぜひ下記の口座にカンパを振り込んで下さい。カンパされた方にはお礼状を送りますので、メールで、「カンパしました」とお伝えください。
●郵便振替口座 口座記号 00260-4 口座番号 97844
加入者名 NPO法人ぷかぷか
●ゆうちょ銀行 NPO法人ぷかぷか 記号:10230 番号:19645501
●横浜銀行 NPO法人ぷかぷか 理事長高崎明
支店名 中山 口座番号 1866298
上映会に関するブログをまとめたサイト
http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?相模原障害者殺傷事件を超える社会を作る上映会