太陽住建さんがニューヨークで持続可能な社会を作っていく取り組みについて発表することになり、そのレポートの表紙の絵とぷかぷかとのおつきあいの原稿を頼まれました。
表紙の絵はぷかぷかさんの描いた絵をぷかぷかスタッフがデザインしました。
レポートの表紙を開けたところに絵の説明と私の文章が載っています。文章は障害者雇用について書きました。障害者雇用は、雇われる側だけでなく、雇う側にとっても意味のあることだということを書きました。
障がいのある人たちは雇用する側の心を耕し、社会を豊かにする、といったことを書いたのですが、絵と合わせ、アメリカでどんな反応があるのか楽しみにしています。興味を持つ人がたくさん出てくれば、映画『Secret of Pukapuka』を持って乗り込もうかと思っています。
で、原稿は以下の通り。
太陽住建さんの太陽光パネル設置工事の現場で「ぷかぷかさん」(「ぷかぷか」で働く障がいのある人たちのことをそんな風にいいます)が何度か働かせていただいたことがあります。時給が1,000円なので、ぷかぷかさんにとってはびっくりするくらいいい給料です。それと緊張感ある仕事体験。
障害者雇用は、障害者の側のそういったメリットだけではなく、雇用する側のメリットもあります。ぷかぷかさんとおつきあいしていると、毎日すごく楽しいです。心がほっこりあたたかくなります。ぷかぷかさんたちは働きながら太陽住建の社員たちの心をそんな風に耕しました。ここにこそ、障害者雇用をする意味があると思っています。
障害者雇用は、雇用する側もされる側も、お互いが心豊かになるのです。
ですから、障害者雇用が広がっていくと、社会全体が豊かになるのです。