知り合いの子どもが時々支援級に遊びに行っているそうです。友達がいて楽しいからです。これって、すごくいいなと思います。子どもの時から支援級の子どもたちとおつきあいがあるって。
面談で
「時々4組(支援級)に遊びに行っているようですが、お母さんはご存じですか?」
と、担任が聞いたそうです。
なんかね、悪いところに出入りしてるようないい方です。4組に遊びに行っていることは、前の担任から引き継がれているそうで、いったいどういう感覚なんだと思います。
4組は、居心地がよくて、楽しくて、いじめたり、いじめられたり、といった関係がないことがすごくいい、と子ども自身が言ってるそうです。子どもなりにふつうのクラスと支援級の違いがしっかりわかっています。
先日ブログで紹介した宮原さんは、
「私にとって4組は、どこよりも自然体でいられる場所、楽しくて、やさしくて、居心地のいい場所だったんですね。」
とおっしゃってましたが、知り合いの子どもも同じ気持ちなのだと思います。
ぷかぷかにやってくるたくさんのファンの人たちも、ぷかぷかは、
「どこよりも自然体でいられて、楽しくて、やさしくて、居心地のいい場所」
なんだと思います。
社会の片隅に追いやられた障がいのある子どもたち、障がいのある人たちが、息苦しい社会から私たちを救うような場所を作っている、ということ。そこにこそ、社会の希望があるような気がします。彼らがその希望を作り出していること。そのことに私たちは気づかねば、と思うのです。
福祉が単なる福祉の場にとどまらず、こうやって社会の希望を作り出していること。
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