障がいのある子ども二人を「うちのぷかぷかさん」といい、その幸せな日々を発信している浅川素子さんが『ぷかぷかな物語』の感想を書いてくれました。
そうか、こんなふうに読み手には伝わってるんだ、という発見がいくつもあって、とてもうれしかったです。書き手の思い以上のものを感じるところもあって、言葉で思いを伝えるって、おもしろいなぁ、とあらためて思いました。
浅川さんは、障がいのある子どもを育てるのは「素敵な体験」と言います。それを知らない人たちに伝えたい、といいます。もったいないから、と。
確か『次郎という仕事』というドキュメンタリーに出てくるお母さんも、こんな幸せを独り占めにするのはもったいないから時々次郎を社会に貸してあげるんですよ、といいます。
出生前診断で陽性が出た人の96%が生まないことを選択する社会にあって、これらは希望を作り出す「新しい障害者観」と言っていいと思います。あるいは「支援」の対象としか見られない「障害者観」に比べ、新しい歴史を作るようなそんなわくわくしたものが「新しい障害者観」には感じられます。
そんな「新しい障害者観」を持った浅川さんの感想、ぜひ読んでみてください。
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