ぷかぷか日記

「の」ではなく、「な」

  『ぷかぷかな物語』はぷかぷかの作ってきた物語なのですが、あえて『ぷかぷかの物語』ではなく『ぷかぷかな物語』にしました。

 「の」ではなく「な」なのです。

 「ぷかぷかの物語」で終わるのではなく、「ぷかぷかな物語」が、この本をきっかけに、あちこちで始まればいいな、という思いがあるからです。

 「ぷかぷかな物語」はまわりにぷかぷかさんがいて、ぷかぷかさんと一緒に生きていきたいという思いがあれば、どこにでも生まれる物語です。誰にでもはじめられる物語です。その物語は、みんなをほっこりあたたかな気持ちにさせます。誰にとっても居心地のいい場所が生まれます。そこではみんなを自由にします。

 何よりも、あの忌まわしい相模原障害者殺傷事件を超える社会を自分のまわり作ることができます。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいね」ってみんなが思える社会です。

 

 「ぷかぷかな物語」を作るきっかけとして、ぷかぷかの映画(『Secret of Pukapuka』)の上映会と、タカサキを呼んでのトークセッションを企画してみてください。

 「いい映画だったね」「いいお話だったね」で終わらせないことが大事です。そこで終わらせたら物語は始まりません。

 自分のいるところで「ぷかぷかな物語」を始めるためのヒントを得るための上映会であり、トークセッションです。

 一昨年、長崎、福岡、北九州で上映会やったとき、北九州だけは「いい映画だったね」「いいお話だったね」で終わらず、「ぷかぷかみたいな場所を北九州にも作ろうよ」と誰かがいい、何人もの人が「そうだ、そうだ」といい、人が動き始めました。

 こんなふうに動き始めるきっかけを作ることが上映会とトークセッションの企画の目的です。はじめの一歩を踏み出すことが大事です。「いつかやりたい」「いつかやろう」って思っている限り、その「いつか」はいつまでたっても来ません。

 もう一つ大事なこと。それは障がいのある人たちの関係者だけでやらないことです。関係者ではない、いろんな人がいること、それがすごく大事です。いろんな人がいることで、お互いの視野が広がります。議論の幅が広がります。そこが小さな社会になります。その小さな社会で「ぷかぷかな物語」を作り始めるのです。

 物語作りに、関係者だけではない、誰もが参加できる、ということ。それができあがってくる物語の幅を広げてくれます。

 「ぷかぷかな物語」は、地域のみんなで作っていくのです。そのことに意味があります。

 ぷかぷかの映画を見て、タカサキとのトークセッションに参加して、『ぷかぷかな物語』『pukapukaな時間』を読んで、あなたがその気になれば、もうすぐにでも物語は始まります。

 あなたの「ぷかぷかな物語」です。

 ぜひ!

 

 ★上映会、トークセッションのお問い合わせは、下記サイトの「その他のお問い合わせ」をクリックしてください。必要項目を書き込んで送信ボタンを押してください。後日お返事します。

www.pukapuka.or.jp

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