昨日ヨコハマアートサイトの2018年度の事業報告会「アートの取り組みから地域文化を考える」がありました。
27もの団体が集まり、1グループわずか3分でしたが、全部終わるのに3時間もかかる、長丁場の報告会でした。
ぷかぷかは若手のホープ近藤が報告しました。若い新鮮な言葉で報告してほしい、と報告会の直前に無茶振りしました。引き受けてくれた近藤さんに感謝、です。
「金沢文庫芸術祭」「心に響く打楽器作っちゃおう」「横浜下町パラダイスまつり+よこはま若葉町多文化映画祭」「手作り紙芝居コンクール」「石川町ストリートアートプロジェクト」「大岡側アートプロジェクト光のぷろむなぁど」「カドベヤ・オープンDAYーつどおう・かたろう・つながろう」「アーモンド凸凹コミュニティアート・プロジェクト」「会社丸ごとギャラリー」「藤棚シネマ商店街」等々、アートを使った多彩な事業が報告されました。
中でもおもしろかったのはモン族の衣装を着た家族が登場した「横浜下町パラダイスまつり+よこはま若葉町多文化映画祭」。チラシを見ただけでわくわくします。
チラシの右の方に写っている家族がモン族の人たちです。衣装がすばらしかったです。あんまりすばらしかったので少しいろいろお聞きしました。
恥ずかしい話、モン族ってどこの国の人かよくわかりませんでした。聞いてみたらラオス、ベトナム、カンボジアの国境の山岳地帯に住む人たちなんだそうですね。ベトナム戦争当時アメリカ軍に味方したため、戦後北ベトナム政府の弾圧を受け、アメリカに逃げた人が多く、昨日英語であいさつしたお父さんもアメリカにいて日本人の女性と知り合い、今、横浜下町パラダイスをやっているようでした。
世界の歴史が深く関わっているというところがすごくおもしろいと思いました。昨日は英語のあいさつだったので、私はほとんどわからなかったのですが、過酷な人生を生きてきた人だったのだと思います。今年はぜひ下町パラダイスに行ってお父さんの話をじっくり聞きたいと思いました。ま、英語なので、じっくり聞くという風になるのかどうかわかりませんが、ま、行けばなんとかなるのでしょう。
いやそれ以前にこのグループがヨコハマアートサイトの審査に通るかどうかがとても大事なのですが、審査に通っても通らなくてもこのグループはまた今年やるのだと思います。そういう力強いエネルギーと魅力を感じました。「多文化」というものが生きてる気がしました。
ぷかぷかもそういうエネルギーと魅力を発信しなきゃ、と思いました。
よーし、やるぞ!!