今回のワークショップに一家4人で参加したお父さん(まーさん)の感想です。
まーさんは演劇ワークショップは初めてですが、ぷかぷかさんたちといっしょに芝居を創っていく中で、とてもいいおつきあいをしています。障がいのある人たちとのイベントでよくある「障がいのある人たちに何かやってあげる」という感覚は全くありません。どこまでもフラットなおつきあいの中で、いっしょに芝居を創っていきます。
地域のふつうのおじさんが、こうやって障がいのある人たちと新しいものをいっしょに創り出す活動をするなんてすごいことだと思います。しかもこれは「病みつきになる」とまで書いています。それほどまでに魅力のある場がここにあります。
ぷかぷかさんのさりげないひとことにまーさんは感動したりします。フラットな関係だからこそできたことです。上から目線の「やってあげる福祉」では、あり得ない豊かな関係がここにはあります。
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当日の感想でも申し上げましたが、今でも「みんな凄いな!」の一言です。
ぷかぷかさんは勿論この演劇に関わった全ての方のエネルギーや思いが重なってなんだか凄い空間だったな、と驚き、喜び、感動などが入り交じった不思議な感覚です。
思えば前回の表現の市場に参加した妻と娘に半強制的に連れられて演劇ワークショップに参加したのが約半年前。
何回かの参加を通じてみんなとは少しずつコミュニケーションも取れるようになれたし、なんともいえない暖かく居心地の良い空間だというのも感じることも出来ました。
ただ、演劇に関しては本当にこれで見ている人に伝わるのか年明けのワークショップでも不安でした。
ところが、本番前日からぷかぷかさん達のスイッチも入ったのか急にいろんなことが形になり始め、「成るようになるかも」ぐらいには楽天的に構えられるぐらいになりました。
そして、本番当日。
せつさんが言っていた通り魔法が掛かりました。みんな最高でした。それぞれが思いのままに自由に自分の演じる役割を表現していました。
気のせいかもしれませんが、一緒にナメクジをやったぷかぷかさん達とはこれまで以上に深いレベルでコミュニケーションが取れ、気持ちが一つになれた気がしました。
この2日間はまさに本番に向けてずっと上昇し続けたような高揚感を味わいました。
去年は観覧する側でしたが、参加した今年はぷかぷかさんとの距離も縮まりとても「得した」気分になりました。
普段、特別問題意識があるわけでもなく、せっかくの休日に半強制的に連れて来られ何が何だか解らないまま参加させられた「その辺のおじさん」でも演劇ワークショップは病みつきになる、というのは本当かもしれないなと思いました。
今年は残念ながらインフルエンザで参加を一番楽しみにしていた妻と、下の子が参加出来ませんでした。次回は是非4人揃って参加したいと思います。
P.S.
クモやたぬきが1番になったときに「くっそー!」と悔しがるナメクジの演技をしたときに、はっきりとは覚えていないのですが横山さんに「そんなこと言っちゃだめだ。なんでそんな事を言うんだ。」的なことを言われて怒られた(?)時に「いや、演技だから…。」と思いながらもこの人はホントに真っ直ぐな人なんだなあと感動してしまいました。
以下、娘の菜夏からです。
高崎さんへ
おつかれさまでした。
ワークショップはたのしかったです。
みんなとなかよく出来てうれしかったです。
ほんばんもちょっとドキドキしたけどがんばりました。
高崎さんは感想はどうでしたか?
また新しいワークショップを作って下さい。
しゃしんパシャパシャ百枚以上とってください。
おうえんしています。がんばってください~~。
ななより