ぷかぷか日記

芝居には日々の輝きが

『pukapukaな時間』2号にこんなページがあります。

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 「表現の市場」で発表するぷかぷかの芝居は、ぷかぷかさんといっしょに丁寧に作り出した、一日一日の積み重ねの上にできあがったものです。ですから、日々の輝きが、芝居にはいっぱい詰まっています。

 彼らといっしょに創り出す日々の輝きこそが、相模原障がい者殺傷事件を超える社会を作っていくのだと思います。あーだこーだの議論の果てに、新しい社会があるわけではありません。障がいのある人たちといっしょに、黙々といい一日を作り続けること、そのことの果てに、新しい社会があります。

 

 相模原障がい者殺傷事件の犯人は「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」「障害者は生きる価値がない」などと言いました。私たちが舞台に上げる芝居は、それらのマイナスの言葉を超える世界をにぎやかに表現します。

 「おまえのいってること、おかしいよ。見ろよ、このにぎやかで、楽しい世界を!」って。

 事件を超える、前を向いた世界を、障がいのある人たちといっしょに舞台の上で表現するのです。

  

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