ぷかぷか日記

それは 私たちの生き方

  1月27日(日)に第5回「表現の市場」を開きます。場所は横浜線長津田駅前みどりアートパークホールです。

 

 相模原障害者殺傷事件から2年半がたちます。19人もの命が奪われるという大変な事件だったにもかかわらず、社会は何も変わっていない気がします。グループホーム建設をめぐって、「障害者はここに住むな」という建設反対運動にあい、立ち往生している現場に関わったことがありますが、反対の声の大きさに驚きました。障がいのある人たちの地域からの露骨な排除です。

 「障害者はいない方がいい」と事件の犯人は言いましたが、グループホーム建設反対運動は「障害者はこの地域にいない方がいい」とはっきり言います。異質な人間を排除することで、地域社会は本当に豊かになるのかどうか、みんなが幸せに思える地域社会になるのかどうか、を今一度冷静になってみんなで考える必要があると思います。

 ぷかぷかは「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」と言い続けています。それは彼らと一緒に生きていくことで、たくさんの豊かなものがそこから生まれるからです。

 ぷかぷかさんと地域の人たちがいっしょにやっている演劇ワークショップは、その豊かなものを芝居の形で表現します。「表現の市場」の中で発表します。

 ぷかぷかの舞台のとんでもない楽しさは、ぷかぷかさんと一緒に生きる関係から生まれたものです。この楽しさにふれると、彼らとはやっぱり一緒に生きていった方がいい、とあらためて思うのです。

 ぜひぷかぷかの舞台を見に来て下さい。とんでもない楽しさにふれ、「ああ、やっぱりこの人たちって、社会にいた方がいいね」ってちょっとでも思っていただけたらすごく嬉しいです。更にふだんの彼らって、どんな仕事しているんだろうって、ぷかぷかのお店に来ていただけたら、もっと嬉しいです。おいしいパンがあります。おいしいお弁当、お惣菜があります。おいしい食事があります。心がほっこりあたたまるアートがあります。そして何よりもたくさんのぷかぷかさん達の笑顔があります。

 ぷかぷかに、単なる福祉事業所を超えるものを見つけた人もいます。

 音楽プロデューサーのFujikiさんは「ぷかぷかはアミューズメントパークだ」なんていっています。「楽しいや、びっくりや、ほっこりがあって、おいしいものがあって、アートショップやお土産もある。スピードものんびりもある。似顔絵を常時やったら、アミューズメントパークにありそうなものが全部そろってしまいます」と。「ぷかぷかさんと一緒に生きていこうぜ!」っていう「テーマパーク」なのかも知れません。ぜひ来てみて下さい。

 

 「表現の市場」は、そのテーマパークをお店とは違う形で表現します。ロビーではぷかぷかの商品を販売します。ラブエロピースの演奏もあります。楽しいや、びっくりや、ほっこりがあって、おいしいものがあって、アートショップやお土産もあります。

 

   「表現の市場」は「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方が絶対にいい」を舞台で表現し続けます。相模原障がい者殺傷事件の犯人のいった言葉「障がい者はいない方がいい」はまちがっている!と、毎年体を張って表現し続けるのです。

 それは「障がいのある人たちと一緒に生きていく」という、私たちの生き方なのです。

 

 問い合わせは045−453−8511 ぷかぷか事務所高崎まで

 メールはpukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

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鮮明なチラシはこちら

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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