先日、本の編集者、デザイナーと打ち合わせをしました。
この写真、ぷかぷかが作ってきた関係がよく見えるような写真なので、表紙に使いたいということでした。
これは「木とアートする」のワークショップの時の写真ですが、ここにはぷかぷかさんたち、地域の人たち,それにスタッフがフラットな関係で写っています。今、この時を一緒に楽しんでいます。
私は相模原障害者殺傷事件に関するブログを90本ほど書いていますが、書いていく中で気がついたことがあります。犯人がぷかぷかのように障がいのある人たちと一緒に生きていく関係、一緒に一日を楽しむ関係の中で仕事をしていれば、事件は起こらなかったのではないか、ということです。それはまた支援の現場の、当事者との関係性を問うものでもありました。
もし犯人がこの写真のような関係性の中で仕事をしていれば,事件は起こらなかったはずです。
その写真をあえて表紙で使うのは、ぷかぷかが作ってきた障がいのある人たちと私たちとの関係性がよく見えるからです。そしてこのフラットな関係の中からたくさんの物語が生まれました。この本はその物語たちを書き綴ったものです。
本のメインタイトルは『今日もせっせと街を耕して』、サブタイトルは『pukapukaな物語』の予定です。メインタイトルはぷかぷかさんに描いてもらうのがいい、とデザイナーさんはいってました。
完成は3月の予定です。