昨日、川崎の裁判を傍聴した人が県の共生推進課に行ったそうです。
●●●
裁判の後の報告会を終えて、県庁へ。共生推進課に行きました。
この憲章には何の強制力もありません。理念の啓発を進めることが仕事です。
なんて平然と言われちゃいました。
●●●
無責任の極みです。
相模原障害者殺傷事件を受けて「ともに生きる社会かながわ憲章」が作られたはずです。川崎の裁判は、この「ともに生きる社会」が実現できるのかどうかの大事な裁判のはずです。
障がいのある子どもが地域の小学校でみんなと一緒に勉強したい、という希望を、市教委、県教委が養護学校へ行くべきだと主張し、県がその判断を妥当、としています。
「ともに生きる社会かながわ憲章」には「私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します」という項目があります。障がいのある子どもが地域の小学校でみんなと一緒に勉強したい、という希望を踏みにじっている市教委、県教委は、まさにこの「障がい者の社会への参加を妨げる壁」になっています。それをあろう事か、「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めた県が妥当だというのです。
おかしいじゃないかと、裁判を傍聴した人は県の共生社会推進課に真意を聞きに出かけたと思うのですが、「この憲章には何の強制力もありません。理念の啓発を進めることが仕事です。」なんて平然と言ったそうです。
で、市教委、県教委と一緒になって、「障がい者の社会への参加を妨げる壁」になっているのです。
ま、役人なんてこんなもん、と思いつつも、あまりの無責任さにあきれました。
相模原障害者殺傷事件で犠牲になった人たちに、どう説明するのでしょう。
その県が主催で12月8日(土)「共生社会実現フォーラム」をやるのですが、ここでやろうとしていることと、市教委、県教委と一緒になって、「障がい者の社会への参加を妨げる壁」になっていることはどう説明するのでしょう。
私はパネラーとしてでることになっているので、本音を言うとすごいもめるだろなと思います。でも、ここをごまかすと、相模原障害者殺傷事件で犠牲になった人たちを欺くことになるので、言うべきことはどこかで言おうと思っています。
今朝、浅川素子さんがFacebookにあげていた記事は、無責任な大人達のはるか先を行く子ども達を描いていて、輝いています。
●●●
そらが小学校に入学した頃のこと。
まだまだみんなとおしゃべりなんてできないそら。
(今は一方的に喋っています😁)
それでもそらを見かけると
「そらくんおはよう!」😄
なんて、
返事をしない子に諦めず
毎日声をかけてくれる友だちが沢山できました。
それだけでも嬉しいなぁと母は
日々感動していたのですが
そのうちに誰かに言われたのか、偶然なのか
「おはよう」と一緒に手を挙げてくる子が出始め…
見事なハイタッチ✋🏻✨
そらくん、これは得意でした👍
それを見ていた他の子たちも
「おお〜😳」と歓声をあげ
次から次へ「僕も」「私も」と大行列に。
「相手の目を見て挨拶しなさい。」なんて教える大人とは大違いです。
そらとみんなの化学反応を目の当たりにすると
私の方が感動しちゃって泣き虫母さんは
涙をこらえるのに必死。
私、みんなより経験豊富な大人だけど、
教えられることばかりです。
そらとたからとみんなが巻き起こす化学反応は
温かな空気を生み出しています。
●●●
ここにこそ、未来への希望があります。その希望をふくらませていきたいです。