ぷかぷか日記

うちのぷかぷかさん

  第一期演劇ワークショップ記録映画ができたとき、監督の宮沢あけみさんといっしょに舞台で

「これからは障害者じゃなくて、ぷかぷかさんといいましょう」

と呼びかけたことがあります。「障害者」という言葉がいやだったので、じゃあどんな風に呼べばいい?と宮沢さんといろいろ話をして、「ぷかぷかさん」ていう優しいひびきのあるいい方がいいよね、ってことになりました。でも、舞台の上から呼びかけたくらいで「ぷかぷかさん」が広がるとは思えませんでした。

 あれから5年。「ぷかぷかさん」といういい方はすっかり定着した気がします。今日、県会議員が10人ほど見学に来られたのですが、

「どうしてぷかぷかはほっこりした雰囲気なんですか?」

「それはぷかぷかさんがいるからです」

というふうに答え、それがちゃんと伝わっていました。

 

 港北公会堂の上映会でぷかぷかを知り、それ以来Facebookやブログを見たり、お店に来たりしてすっかりぷかぷかのファンになった方が「うちのぷかぷかさん」といういい方をしていて、なんだかすごくうれしくなりました。

 

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1月に港北公会堂での上映会で初めてぷかぷかさんを知り、それ以来Facebookやブログを拝見させて頂いています。実はそれ以来ずっとぷかぷかさんに伺うことを楽しみにしていて、先日やっと友人たちとお邪魔させてもらいました。
テラちゃんにもてなしてもらい、とても楽しいひとときを過ごさせてもらいました。ますますファンになりました😊

 

我が家には知的障害のある息子が二人(中2と小5)います。いつも心にあるのは二人が幸せな人生を送るために私ができることは何か?なのですが、結局私の方が幸せにしてもらっています。まさに「うちのぷかぷかさん」です。子どもたちが自分らしく生きていけば自分も周りも幸せにできると確信のような思いを持ちながら、今の学校制度ではそれがなかなかまかり通らず、じれったさを感じたり迷うことが多々あります。でもそのままでいいよを実践してみんなが笑顔でいるぷかぷかさんは私に大きな自信をくれました。

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 【「うちのぷかぷかさん」のおかげで、私の方が幸せにしてもらっている】すごくいい言葉ですね。ぷかぷかさんて、一緒に生きていく、つまりフラットにおつきあいすると、私たちを幸せにするのだと思います。支援という上から目線では、そんなことは起こりません。「障害者は不幸しか生まない」は、典型的な上から目線から生まれた言葉だと思います。

 ぷかぷかさんはまわりの人たちを幸せにします。「ぷかぷかさんは幸せを生む」のです。「障害者は不幸しか生まない」と、なんたる違い!

 

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子どもたちのありのままの姿や私自身の言葉で発信すること、これもいつかやりたいと思うことの一つです。高崎さんに背中を押してもらったのでちょっとずつチャレンジしてみようと思います😊

 

大人になってからは子どもの時のように夢を持つことは難しいと思っていました。けれどこの子たちが私の元に生まれてきてくれたおかげで、今私は沢山夢ができました。色々模索中ですができることから一つずつ、ゆっくりと挑戦したいと思っています。それが形になるのかならないのか…わかりませんが💦
でも、私たち家族の毎日は幸せで溢れています。
「うちのぷかぷかさん」を知ってもらうと障害は不自由さはあっても決して不幸ではないということ、人を生産性や他人の価値で測ってはいけないことを知ってもらえると思うんです。知ればみんなもっとラクになりますよね。そう考えるとうちの子たちは生きてるだけで社会貢献しているなぁなんて思わずにはいられません😆

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【私たち家族の毎日は幸せで溢れています。】なんていい言葉だろうって思います。「うちのぷかぷかさん物語」というタイトルで、幸せな家族の毎日を発信して欲しいなと思います。ぷかぷかのFacebookも、考えてみれば「うちのぷかぷかさん物語」で、幸せなぷかぷかの毎日を発信しているのです。

 今日は県会議員が来たので、珍しくネクタイをしていたのですが、観察の鋭いぷかぷかさんに

「なんでネクタイしてスニーカー履いてるの?」

なんていわれちゃいました。見たままのストレートな質問だったのですが、そういえばそうだ、と笑いながら、なんだか幸せな気持ちになり、そのことをFacebookに書きました。

 あちこちの家で「うちのぷかぷかさん物語」を発信すれば、社会はほっこりしたあたたかさに包まれ、みんな幸せな気持ちになります。

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