ぷかぷかはFacebookにぷかぷかさんの顔と名前(ニックネームですが)をのせています。街で出会った人が、
「あの時、あの仕事してたね」
とか
「今日もいい顔してがんばってたね」
って、声をかけてもらえたら、と思っているからです。障がいのある人たちと、健常者といわれる人たちが分けられている社会の中で、Facebookの発信は大事な出会いを作ってくれます。
ワークショップにはじめて参加した方が、Facebookでぷかぷかさん達のこと知っていたので、初めて会った気がしなかった、とおっしゃってました・
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22日も思ったし、どこかで高崎さんが、おっしゃっていたのですが、
顔も名前も出して、ここにいるよ、と知らせているのは、いいことだと思いました。
(普通のことでもあります。)
ぷかぷかさんの情報発信で、初めて土曜日に会ったのに、
わたしはみんなを知っていましたし、
「ぷかぷか」に勤めている、ということを糸口にして、「パンを作っているのですか?」ということからお話できたからです。
なんの情報も隠して、その地域にいることも隠して生きていたら、
「あなたはだれで、」「普段、なにをして過ごしているの?」も、わかりません。
分断されていると、よけいお互いわからなくて、怖くなってしまうよな、と、書きながら、今、改めて思います。
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グループホーム建設反対運動では
「障害者は犯罪を犯す」
といったひどい言葉が飛び出しますが、障がいのある人を知らないことによる偏見であり、思い込みです。
子どもの時は支援学校あるいは養護学校へ行き、大人になってからは福祉事業所に行くという形で、お互いがおつきあいする機会がほとんどありません。それがこういった偏見、思い込みを生みます。偏見、思い込みは社会を貧しくします。
おつきあいすることで生まれる豊かな世界を思うと、障がいのある人たちと健常者を分けるのは、すごくもったいないことだと思います。
そんな社会にあって、ここにこんな人がいて、こんな仕事をしています、という日々の発信は、社会を豊かにしていくとても大事な仕事なのです。
ぷかぷかさん達のこんなすてきな笑顔が、社会を豊かにするのです。