世田谷の雑居まつりに行ってきました。いろんなグループがごちゃっといて、この泥臭い雰囲気がすごくいい。
煙のあがっているところがなんとものどか。火を使っていい貴重な場所。
「みなせた」(水俣と世田谷を結ぶグループ)の舞台。「働くって何?」がテーマ。
ぷかぷかのワークショップの進行役をしているせっちゃん、はるちゃん、表現の市場の舞台監督ナルさんの三人が舞台に立っていました。
この芝居、「働くってどういうこと?」で終わりました。終わってから、ナルさん、せっちゃんに
「テーマを語るところで終わってるじゃん。このあとが大事なんじゃないの?」
と文句を言ったら、今日のは予告編みたいなもので、本番は12月にやるのだとか。
「だったら来年1月の表現の市場の舞台でもやったら」
と提案。今、ぷかぷかが取り組んでいる「ほらクマ学校を卒業した三人」は「なんでもいいから一番にな〜れ」を忠実にやろうとして、最後には自滅する三人の物語。この「一番にな〜れ」は生産性の評価。そこを問い直すのは、働くことの意味を問い直すことでもあり、今日見た芝居にも通じる話、と表現の市場に誘ったのでした。
ま、でも、そういう思いで芝居の筋道を作ってしまうのは、それはそれで変なので、どこまでもぷかぷかさん達が作り出すもので勝負するのですが、お話をふくらませていくときの手がかりは提供しようと思っています。あとはぷかぷかさんたちがどんな風にふくらませていくか、です。
もう一つ、ラブエロピースの舞台。これはみんなの思いが爆発するような、すごい迫力。
一番中心でがんばっている実方さん
全身でシャウトする、この人の生き方がすばらしい!
ラブエロピースは表現の市場で2年続けてロービーコンサーとをやっていただいたのですが、来年はぜひ舞台に立って欲しいと思い、舞台監督のナルさんに相談。音響のセッティングが大変そうでしたが、なんとかやってみよう、の返事。
来年1月27日の表現の市場の舞台は、和太鼓の「アラジン」、ラップの「はっぱオールスターズ」、「みなせた」の芝居、「ラブエロピース」、それにぷかぷかの芝居。全部で3時間近い舞台になりそうです。