映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』の完成お披露目回上映会がありました。
昨年9月にバンクーバーで開かれた「世界自閉症フェスティバル」に参加することが大きな目的ではあったのですが、映画から見えたのは、ぷかぷか珍道中というか、ぷかぷかさん達と一緒に旅したからこそ生まれた、わくわく、ドキドキするような、すばらしく楽しい物語でした。
きっかけは2年前に作ったぷかぷかのプロモーションビデオが世界自閉症フェスティバルの主催者の目にとまり、昨年9月のフェスティバルで上映して欲しいという話が飛び込んできたことです。スカイプで参加すればいい、という話でしたが、やはり映画の反応を直に見たいという思いがあり、どうせ行くならぷかぷかさんも一緒に行っちゃおう、ぷかぷかさんが行くなら、その珍道中を映画にしちゃおう、と話がどんどん盛り上がって、最終的には19名もの人たちがワイワイと出かけたのでした。
映画の上映をして欲しいという話に、「だったらみんなで行っちゃおう」と軽いノリでこたえたところがいかにもぷかぷからしいのですが、何か新しいことを始めるには、こういう軽いノリこそ大事な気がします。
あれを、旅の目的はなんだ、とか、予算はどうするんだ、とかいろいろ会議を重ねていたのでは、多分行けなかったと思います。
で、行ってどうだったかが今回の『ぷかぷかさん カナダをゆく』の映画になったのですが、珍道中ながら、最後は涙が止まらないくらい感動してしまいました。
ぷかぷかさん達と一緒に生きていくって、こんなに素敵なことなんだって、じわ〜っと感じさせるエンディングでした。
ぷかぷかの大ファンであるFujikiさんは
「冒険が始まったよ。冒険はスタートしたばかりだよ。まだまだ行くよ」
と感じたそうです。
そうか、ぷかぷかのみんなが
♪ ぷかぷか どきどき そわそわ わくわく
ぷかぷか どきどき そわそわ わくわく
って歌っているエンディングで、涙が止まらなかったのは、そういうことだったのかって思いました。
最近は神奈川県にも「共生社会推進課」なんてところができ、みんなして「共生社会」を口にするのですが、そんなことのはるか先を「どきどき そわそわ わくわく」と歌いながら行っているぷかぷかの映画でした。
絶対に見た方がトク!です。
あちこちで上映会やる予定です。またいろいろお知らせをアップします。
お問い合わせは 045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎 まで
「だったらみんなで行っちゃおう」と軽いノリで書いた「カナダ物語」