ぷかぷか日記

障がいのある人たちは、私たちの心を軽くしてくれる人たち

 朝日新聞の今朝の天声人語。白髪についての話はすごく面白かったです。

 

 白髪を染めずにテレビに出演し、話題になっている女性がいる。フリーアナウンサーの近藤サトさん(50)。「若さが美しい」という考え方から自分を解放したいと思ったと先日の本紙で語っていた▼きっかけは東日本大震災だった。防災用品を用意しているとき、無意識に白髪染めも入れていた。「世の中が大変なときに、私は何をしているんだろう……人として空っぽだなぁとがっかりしたんです」。若く見せようとするのをやめ、楽になったという▼ロマンスグレーがかっこよさを求めるなら、グレーヘアで手に入るのは解放感や自由さか。こうでなければいけないという思いを脇に置けば、心はもっと軽くなるかもしれない。髪でも、ほかのことでも。

 

 

 ぷかぷかさんたちは、社会にあわせるのではなく、彼らのそのままの姿で働いています。「こうでなければならない」といった「規範」や「縛り」が一切ありません。そんな彼らが、ぷかぷかの自由な空気感を生み出しています。

 「ぷかぷかに来るとホッとする」

というお客さんが多いのは、その自由な空気感のせいだと思います。

 その空気感の中にいると、「こうでなければいけない」という思いを自然に脇におけるのだと思います。そうすると、自然に心はもっと軽くなります。

 昨日来たお客さんは、「お酒も音楽もないのになぜかお祭り気分」なんていってましたが、心が軽くなると、お祭り気分になる人もいるようです。

 

 障がいのある人たちは、私たちの心を軽くしてくれる人たち、というふうに見ることができれば、「障がいのある人はあれができない、これができない」といった思い込みから自由になれます。彼らとの関係が豊かになります。

 こういう関係を築いていくこと、それが共生社会だろうと思っています。

f:id:pukapuka-pan:20180920150229j:plain

  

 

 彼らの自由さに演劇ワークショップの中で気がついた人もいます。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 

最近の日記
カテゴリ
タグ
月別アーカイブ