先日ヨコハマアートサイトのキックオフミーティングがありました。採択団体が27団体集まり、それぞれ何をしようとしているかの発表をしました。
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ぷかぷかは8月から第五期の演劇ワークショップを始めます。ぷかぷかさんと地域の人たちが一緒になって芝居作りのワークショップをします。月一回集まって、朝9時から夕方4時頃までやります。それを6ヶ月続け、最後にみどりアートパークのホール(300人)の舞台で発表します。日程は8月18日(土)、9月22日(土)、10月20日(土)、11月17日(土)、12月15日(土)、2019年1月19日(土)、1月26日(土)の7回のワークショップのあと、できあがった芝居を1月27日(日)に舞台で発表します。
参加者を募集します。全部参加する必要はありませんが、11月くらいからは中身が大体決まってきますので、11月以降は全部参加した方がいいと思います。最後はホールの舞台に立ちます。プロの舞台監督が作る本物の舞台です。照明、音響もプロの方が行います。こんな舞台に立つ機会なんて、人生の中でもなかなか経験できないので、絶対にやった方がトク!です。
参加費は1000円、子ども500円です。
お問い合わせ、申込は045-453-8511 ぷかぷか事務所 高崎
ぷかぷかさん達と一緒に芝居作りをすると、〈 障がいのあることがもはや「マイナス」の価値とはならない 〉ことが、リアルにわかります。〈「マイナス」の価値とはならない〉どころか、楽しくて楽しくて、彼らには絶対にいて欲しいって、素直に思えます。
「共生社会を作ろう」とか「共に生きよう」といった上滑りしたような言葉ではなく、もっと泥臭い感覚で、「あなたに一緒にいて欲しい」「あなたと一緒にいたい」と思えます。そう思える関係が演劇ワークショップでは自然にできるのです。
〈障がいがあることは「マイナス」の価値〉という考え方が支配的なこの社会にあって、彼らがいることの新しい価値を見いだし、彼らに「一緒にいて欲しい」と素直に思える関係ができることは、大変な意味を持っていると思います。
〈障がいがあることは「マイナス」の価値〉という文化に対し〈障がいがあることは「プラス」の価値〉という新しい文化を演劇ワークショップは積極的に創り出しているように思います。
ま、そういう理屈っぽい話は抜きに、とにかくぷかぷかさんと一緒にやるワークショップは理屈抜きにおもしろいです。一度やったら、もうやみつきになるほどおもしろいです。
今期で取り組むのは宮澤賢治作の『ほらクマ学校を卒業した三人』をぷかぷか風に作り直します。やたら相手を食べちゃうところがあってグロテスクな感じですが、このあたりは「うんこ」の歌を歌ったりして、はちゃめちゃな作品になる予定です。「うんこ」は谷川俊太郎の詩に、こんにゃく座の萩京子さんが曲をつけたものです。
♪ …うんこよ、今日も、元気に、出てこい! ♪
と、元気になる歌です。ぜひ一緒に歌いましょう。