先日ホームページのアクセス数が30万を超えました。小さな福祉事業所のホームページとしては驚異的な数値だと思います。
「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というぷかぷかのメッセージに共感する人が、それだけいるということだと思います。うれしいですね。
ブログ、Facebookページなどを、ほとんど毎日更新し続けてことも大きかったと思います。ぷかぷかが毎日元気に活動している、ということがリアルタイムで伝わっていたのだと思います。
ただ伝え方が、下手くそで、ホームページには膨大な情報がてんこ盛り状態。初めてホームページを訪問した人は、ぷかぷかが何をやっているところなのか、とてもわかりにくかったと思います。今のホームページは代表の高崎が、ぷかぷかを作りながら、同時進行でホームページを作っていったので、情報を整理するゆとりもなく、今の状態になってしまいました。
2年前、サービスグラントのママボノの人たちに新しいホームページ作成を依頼した際、何人かで情報を整理してもらったのですが、中小企業どころか、大企業に匹敵するほどの情報量にびっくりした、といってました。ママボノの活動期間が限られていたので、結局時間切れでホームページの完成まで至らず、ママボノさんには情報整理と、全体の構成、トップページのデザインまでをやっていただきました。
ここから先が自分では進めなくて、サービスグラントにwebデザイナーのタナカさんを紹介してもらい、昨日2回目の打ち合わせをしました。ぷかぷかのお店を立ち上げる前からのブログまでしっかり読み込んでいて、ぷかぷかに対する思いが半端じゃない感じがしました。10年は持つホームページを作りたいとおっしゃっていましたが、その意気込みがすごいなと思いました。
10年は持つ、というのは、10年先の人が見ても価値ある中身がぷかぷかが創り出したものにはある、ということで、タナカさんはその10年先を見据えながらホームページを作っていく、といいます。私自身、そんな先のことまで考えてなかったので、いやぁ、すごいなぁ、と思いました。日々中身を更新していくにしても、ベースがしっかりしていないと、10年先まで持ちません。太陽住建さんは100年先の人の評価に耐えられるものを作る、といってましたが、ぷかぷかはとりあえず10年先です。
ぷかぷかを始める前の日記、その頃のホームページなどはとても大事なので、そのあたりがすぐに見られるようにした方がいい、とタナカさん。これから事業を立ち上げようという人にとっては、とても貴重な資料になる。
サイトマップはこちら。
どこから入っても、ぷかぷか全体が見えるような構造。たとえば「おいしいパン」と検索し、パン屋のサイトから入っても、パンの話だけでなく、最新情報、トピックスなどのタグを配置し、そこからぷかぷかは何をやっているところなのかが見えるようにする。
パン屋のつもりで読んでいくと、ここは実はおもしろい福祉をやっていて、障がいのある人とはおつきあいした方がトク!なんていっていて、パンと一緒にほっこりあたたかなお土産があなたの心に、といったメッセージが目に入ってくる。
福祉でアクセスしてきた人にも、ぷかぷかはほかのお店に負けないくらいおいしいパンやお惣菜を作っていて、そうやって「勝負」することで、おいしさを生み出していることがしっかり伝わるような構造。福祉の人は、この「勝負」することにとても弱い。はじめからそれを放棄しているところもある。これでは進化しない。
更にアート部門は企業とのコラボで、デザインするチカラで勝負しているとか、アート商品、焼き菓子などはネット販売もやっていて、売り上げを爆発的に伸ばしている、などの情報も流す。
ブログは現在「はてなブログ」という外部サイトにリンクさせているが、これではおもしろい記事を読んでも、これを書いた高崎がどういう人間なのかとか、ぷかぷかは何をやっているところなのかがわからない。だからサイトの中にブログのページを作り、あちこちの情報に直接アクセスできるようにする。
スマホで見る人が多いので、スマホでも見やすい構造にする…。あちこち飛ぶよりも、スクロールして見る方が楽なので、縦長のページになる。
タナカさんはステークホルダーを見ながら、利用者さんの親御さんが安心して子どもを預けられる、という要素はとても大事、とおっしゃってました。自分が親なら、まずそこを見る、と。
そういう視点は今まで欠けていました。今後はこのステークホルダーにある、いろんな利害関係者が安心できるようなサイト作りをしたいと思いました。
年内完成を目指してがんばります。楽しみにしていて下さい。
タナカさんの会社のサイト
タナカさんの作ったサイト