ぷかぷかで販売している柑橘類は、天草のみかん山から届けられています。
大津農園の甘夏、パール柑、晩柑(ばんかん)等々。
高崎理事長が26年ほど昔からずーっと親交を温めてきた、川野さんが作り続けてきているみかんたち。
無農薬で栽培し、花の時期に訪花虫の防除剤などは使用していないため種が多いのですが、自然のままに育ったみかんはこんなに美味しいのか!とハッとさせられます。まさに体の中に「活」が入ります。
一般的には、収穫したみかんは防腐剤などが使われて貯蔵熟成しているものが多いのですが、川野さんのみかんは、全てが樹上完熟をさせたもの。
「花の時期、蜂の足跡がみかんの皮に付くの。その足跡がね、みかんが大きくなるにつれてのびていくんだよ。黒い点みたいに見えとるねけどね。農薬も使ってない、安心して皮も食べられるんよ。」と笑顔で話してくれた川野さん。
川野さんのみかんに出会ってから、ずっとずっとお会いしたくて…。
今回、念願かなって天草のみかん山に突撃訪問をさせていただきました。
車で山をグングン、グングンと登りに上ったところに川野さんのみかん山がありました。
樹上完熟のみかんはずっしりと重くて、太陽の恵みを一杯に浴びているからこその新鮮さが感じられます。
枝には、重たそうに大きな晩柑が実っていて
「こうやって、みんなから注文が来るのを待っとるのよ」と話す川野さんの言葉には、樹上完熟にこだわる作り手の真剣さを感じました。
次の担い手の息子さん家族ともお会いできて、可愛らしいそうくんとはなちゃんとも楽しい時間を過ごすことが出来ました。
(はなちゃんのちょっとしたいたずらにも、優しいお兄ちゃんのそうくんは、ぐっとこらえてくれるんですって。)
ご自宅にお邪魔した時には、ぷかぷかの甘夏パンや焼き菓子を食べてもらって
「お!美味しいねぇ~」なんて言葉をもらえて、また嬉しくなって…
こんな作り手の顔が見える関係こそ、ぷかぷかが大切にしていきたいこと。
美味しい…ってことだけではなく、作り手の想いもお届けしたいと思います。
高崎理事長からつながったこのご縁を大切にしていきたい!と改めて感じた旅でした。