4月28日、ツナガリウォークに参加してきました。
いいお天気で、気持ちのいい一日でした。障がいのある人もない人もごちゃ混ぜで、のんびり、気持ちよく過ごせた一日でした。
ぷかぷかはお弁当、パン、焼き菓子、アートグッズの販売、それに段ボールを使ったワークショップをやりました。
ものすごい人出で、お弁当、パン、焼き菓子は1時間ほどで完売。お弁当はなんと160個も作って持って行きました。それが瞬く間に売り切れました。
段ボール箱を使って怪獣を作るワークショップをやりました。ワークショップといっても、場所柄、通りかかった人がばらばらに参加するので、家族単位の怪獣作りになり、ワークショップをやることで、新しい関係が生まれるとか、新しいものを発見する、というところまでは行きませんでした。
ま、それでもそれぞれが怪獣作りを楽しんだことはすごくよかったなと思います。特に怪獣の名前を考える、叫び声を考える、得意技を考える、という課題は、意表を突く課題で、子ども達は一生懸命考えていました。
この課題は怪獣を作るグループの中で考えると、そこでお互いの関係性ができあがってきたりしておもしろいのですが(これがワークショップです)、今回はそれができなくて残念でした。
つながりウォークの始まり。こんなにたくさんの人が集まりました。これからみんなで歩きます。
パレードのあと、怪獣はみんなばらしたのですが、この子だけは家に持って帰りました。
遠く新潟大学から二人の学生さんがボランティアで駆けつけてくれました。すごくいい体験になったようでした。どうもお疲れさまでした。
障がいのある人もない人も、なんの違和感もなく、楽しく過ごせた一日でした。
社会全体ががいつもこうだといいな、と思いました。そうでない社会をこんな雰囲気に変えるにはどうしたらいいのか、そこのところこそきちんと考えなくては、と思いました。
いい一日でしたね、ですませないこと。こんな一日をもっとたくさん、もっとあちこちで作り出すのはどうしたらいいのか、をみんなで考えること。それが大事だと思います。
障がいのある人たちのグループホーム建設の問題で、グループホームができても、障害者は誰もが通っている団地の中の道路は使わせない、というひどい話がありました。バス停までの、誰もが使う道路を使うなというのです。障害者は遠回りしろ、と。そんなことをいうのはおかしい、という感覚が地域社会にないことが怖いと思います。
今日はみんなで海岸縁の道路を気持ちよく歩きました。当たり前のことですが、障害者はここを歩くな、ほかの道を歩け、という話は誰からも出ませんでした。そんな話はおかしいからです。でも社会に中ではそんな話が当たり前のように出て来るところもあります。どう考えても社会がゆがんでいます。
障がいのある人もない人も、みんなで楽しく歩けば、お互い気持ちのいい一日が過ごせます。障がいのある人たちをを排除すれば、その地域はすっきりして、みんなが気持ちよく過ごせるのでしょうか?
障がいのある人たちを排除するのではなく、一緒に生きていった方がいい、その方が社会が豊かになる、とぷかぷかは日々言い続け、そんなふうに思える関係を作り続けています。ですからぷかぷかのまわりは、毎日がツナガリウォークのような雰囲気が実現しています。