ぷかぷか日記

ヨコハマアートサイトの2017年度の報告会がありました

 演劇ワークショップの助成金をもらったヨコハマアートサイトの2017年度の報告会がありました。27もの団体が発表するので、1団体の持ち時間はわずか3分。それでも3時間にわたる報告会でした。

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 《石川町ストリートアートプロジェクト》《子どもの感性を刺激する光と音と動きの体感アートイベント》《特集上映「変わりゆく街、変わりゆく子ども達ーハマを見つめたドキュメンタリー映画」》《障害者も健常者も分け隔てなく生きた芸術を広げようリビングアートネットワーク》《横浜湊映画祭2017「ユカがハマに帰って来る〜銀幕に映るヨコハマ〜」》《SLOE ACADEMY 福祉施設と地域コミュニティを繋ぐワークショップ》《大岡川アートプロジェクト「光のプロムナード」》《横浜下町パラダイスまつり2017+よこはま若葉町多文化映画祭2017》など、タイトル見るだけでもなんだかわくわくしてしまう団体が27もの事例を報告しました。

 おもしろいなと思ったのは映像グループ「ローポジション」の企画した「変わりゆく街、変わりゆく子ども達ーハマを見つめたドキュメンタリー映画」の話。もう40年も前に録った『日曜日の子ども達』というドキュメンタリー映画に出演したかつての子ども達を地域の運動会で探したのだそうです。この映画はできて間もない頃、映画監督の四宮鉄男さんが竹内演劇研究所のスタジオで見せてくれました。堀田泰寛さんのカメラの美しさと宮沢明子さんのピアノの素晴らしさがいまだに印象に残っています。

記録映画「日曜日の子供たち」作品紹介 | Low Position BLOG!

 この映画に出演した子ども達(といっても今はもう50才くらい)を探し出し、この映画の意味を今あらためてこの時代の中でそのかつての子ども達といっしょに考えよう、というすばらしい発想の企画でした。

 こんなオリジナルな企画が27もそろって発表し、3時間ではもったいないくらいでした。ぷかぷかも演劇ワークショップの報告をしたのですが、とても3分では語りきれません。ほかのグループもみんな同じ思いだったと思います。それぞれの企画と成果をもう少しみんなで共有できるような時間が欲しいなと思いました。

 それぞれがオリジナリティあふれる企画で、この人たちを相手にまた助成金獲得のために勝ち抜かねばならないかと思うと、何とも気が重くなりました。

 

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