1年続いた宮沢あけみさんの音楽のワークショップの最後の日。
宮沢さんとは第一期演劇ワークショップの記録映画を作ってもらって以来のおつきあい。シュタイナー教育の中の音楽療法士の資格を取るのだそうで、そのための実習として1年間、こんなワークショップをやってもらいました。
資格を取ったあとはワークショップは有料になるので、お金のないぷかぷかとしては残念ながらやめるつもりでいました。
ところが最後のワークショップをちょっとのぞいてみたら、みんなの集中する雰囲気がすごくよかったんですね。ちょっとのぞいただけでも、鐘の音が心にしみて、体が浄化されるように思いました。すごく心地いい時間。幸せな時間。ああ、ここでやめてしまうのはもったいない思いましたね。
音に耳をすます。たったそれだけのことなのに、心がすっきりします。人間、仕事ばっかりでは、心が痩せこけていきます。時に音に耳をすます時間があってもいい。そういう時間は人間を豊かにします。それはぷかぷかが生み出すものの豊かさにつながってきます。宮沢さんがやろうとしたことが、ちょっとだけわかった気がしました。
たくさんの人がお礼を言ってました。
★宮沢さんの作った第一期演劇ワークショップ記録映画は8月4日(土)朝10時からみどりアートパークホールで上映します。近くなったらまたお知らせします。