かわいいお客さんが来ました。そばにいるだけで幸せな気持ちになります。一生懸命おしゃべりしてくれます。中身はほとんどわからないのですが、気持ちだけはビリビリ伝わってきます。時々「はい」とかわいい返事が絶妙なタイミングで入り、もう本当に抱きしめたくなります。こんな人は「街の宝」だと思います。
それでも出生前診断でダウン症の赤ちゃんが生まれる可能性が高いことがわかると9割を超える人が生まない選択をします。その子が生まれることで社会をやわらかくすることを思えば、なんかね、すごくもったいないというか、やりきれない気がするのです。社会の大きな損失。
このお客さんのお母さんは、この子が生まれたのは宝くじが当たったようなものだとおっしゃってました。それくらい幸せな日々を過ごしていらっしゃるようでした。
昨日、ほんの短い時間でしたが、かわいいお客さんが来て、そのまわりが本当に輝いていた気がします。その輝きがもっともっと広がってくれるといいなと思いました。