川島夏美さんの息子ゆうたくんが大パニック、とFacebookにありました。
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数年ぶり大パニック🌀😱
歯医者さんで虫歯治療後、オシッコ我慢しすぎて焦ってTSUTAYAの🚹へ……パンツ濡らしてからスイッチON!
下半身すっぽんぽんでドア開け飛び出し
😱💦(見られたなぁ)
パーカー掴んだら、ボタン式だったから見事にちぎれました😅
泣き叫ぶ中、ズボン履かせ店内に戻るくも……一旦、リセットしないと先に進まず混乱の嵐でした。
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それを見て、こんなコメントを書き込みました。
《 街を派手に耕しましたね。ま、こういう子もいるということを知ってもらったという働きをしたので、よくやった!と、ほめてあげましょう。》
お父さんもお母さんも、現場では本当に大変だったと思います。でも、どこかで「よくやった!」って、ほめてあげて欲しいなと思うのです。そういう部分、つまり社会的な関わりの部分を忘れないで欲しいと思うのです。
養護学校の教員をやっている頃の話です。ナオちゃんという子がいました。ナオちゃんの家に家庭訪問すると、ドアにはカギが三つくらいついていました。逃げ出さないようにです。ナオちゃんは隙あらば逃げ出す名人でした。学校からもしょっちゅう逃げ出していました。
自転車が大好きで、どこかで自転車をかっぱらって逃げるので、追いかけるのも大変でした。
逃げ出しただけでなく、とにかくめちゃくちゃにすることが大好きでした。まわりが大騒ぎすることが大好きだったのでしょうね。
家から逃げ出したときは近所のスーパーに行き、陳列棚を何度もめちゃくちゃにしたようでした。店員さんは大変だったと思います。そのたびにお母さんは謝りに行きました。
そんなナオちゃんでしたが、ある日、いつものように自転車をかっぱらって逃げ出しました。夜でした。暗い街を走り回っているうちに、線路に入り込んでしまい、電車にはねられました。
4月1日だったので、うそではないかと思いましたが、本当でした。棺桶の中のナオちゃんの顔は眠っているようにきれいでした。これを書きながらも思いだしてしまって涙が出てきます。
お葬式の日、ナオちゃんがいつも飛び込んでいたずらしていたスーパーのお姉さんが大泣きしたとお母さんから聞きました。
そういうおつきあいをナオちゃんは街で作っていたのだと思います。迷惑をかけながらも、大泣きしてしまうような関係。街の人たちにはげしく愛される関係。ナオちゃんて、すごいなって思います。
社会の中でこういう関係を作ることの大切さを忘れないようにしたいものです。