今夜のNHKクローズアップ現代は、津久井やまゆり園事件の犯人が手紙の中で、やまゆり園で勤務していたときに「障がい者は不幸を生む元だ」と確信したと書いていたことを取り上げていました。
やまゆり園のスタッフが、そこで生活する障がいのある人たちとどんなおつきあいをしているのか、私は知りません。でも、犯人の「障がい者は不幸を生む元だ」と確信したのは、やまゆり園で勤務していたときです、と手紙に書いていたと知って、私はちょっとびっくりしました。
そういうことを確信するような職場の雰囲気を想像してしまったからです。
犯人特有の思考回路があったにせよ、職場の雰囲気というのは、犯人の思考に大きな影響を与えていたと思います。
ぷかぷかは、私が養護学校の教員をしているときに、障がいのある子ども達に惚れ込んだところからはじまっています。私は彼らとおつきあいすることが楽しくてしょうがないです。そしてそういう雰囲気が「ぷかぷか」にはみなぎっています。
スタッフみんながぷかぷかさん達とのおつきあいを楽しんでいます。Facebookを見れば、その楽しんでいる様子が目に浮かびます。Facebookはスタッフがそれぞれ楽しいと思ったことを勝手にアップしています。ぷかぷかのFacebookの楽しい雰囲気は、そのままスタッフとぷかぷかさん達とのおつきあいです。
それが私の中では当たり前だったので、今日のクローズアップ現代で、《犯人が「障がい者は不幸を生む元だ」と確信したのは、やまゆり園で勤務していたとき》と知って、
「え〜!、何、それ!」
って思いました。やまゆり園が「ぷかぷか」みたいな雰囲気だったら、犯人は「障がい者は不幸を生む元だ」なんてことは、多分思わなかったと思います。