9月30日、カナダのバンクーバーでぷかぷかのプロモーションビデオ2本の上映が決まったと昨日pvプロボノの中島さんから連絡が入りました。
カナダのバンクーバーを拠点に世界規模で展開している自閉症(Autism)の方たちの活動を応援している団体があるのですが、その団体が主催する大きなフェスティバルで上映されます。下に貼り付けたのがそのフェスティバルのサイトです。英語なので、よくわからないのですが、映像、ダンス、空手などのパフォーマンス、詩、アート、発明、社会活動などなど、すごい種類のカテゴリーを設けて盛大に開催している ようです。
https://www.naturallyautistic.com/2017-8th-annual-world-autism-festival/
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https://www.facebook.com/worldautismfestival/
映画のタイトルは「The secret of PukaPuka」で検討中だそうです。「ぷかぷかのヒミツ」ということになるのでしょうか。「ぷかぷか」の空気感がどうして生まれたのかのヒミツに迫る、ということだと思います。「いっしょにいると心ぷかぷか」のメッセージが、こんなふうにして世界に広がっていくのですね。なんだかわくわくします。
今回の件は福祉関係者ではなく、プロモーションビデオを見た映像関係者が繋いでくれました。そこがすごく面白いと思います。福祉の世界からのメッセージの発信を、全く福祉に関係していない人が受け止めてくれ、ここまでやってくれたことはすごいことだと思います。メッセージの普遍性とチカラを思います。これからの広がりが楽しみです。
上映会をするフェスティバルのホームページにプロモーションビデオのバナーを貼り付けるそうで、ここからどれくらいの広がりがあるのかすごく楽しみです。フェスティバルの主催団体は世界規模で活動しているそうなので、多分いろんな国の人が見ることになると思います。
今回、翻訳前の映像を見て上映を決めています。 プロモーションビデオは「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを映像にしたものです。そのメッセージが言葉を超えて届いたことがすごくうれしかったです。これがpvプロボノのいう「映像のチカラ」なのかと思いました。「映像のチカラ」と映像を受け止める側のセンスがうまく重なって、今回の企画が実現したのだと思います。
カナダでの上映会のためにプロモーションビデオの翻訳をします。通訳の仕事をやっている辻さんのお母さんにお願いする予定です。
上映後にQ&Aコーナーも設けるそうで、スカイプでの参加も可能と連絡がありましたが、私はやっぱり現地まで出かけて行こうと思います。上映後、「いっしょにいると心ぷかぷか」のメッセージがどんな風にカナダの人たちに伝わったのか、ぜひ自分の目と耳で確かめたいと思っています。それはカナダの人たちが障がいのある人たちをどんな風に受け止め、どんな関係を作っているのかを見ることでもあります。映画で語りきれなかった「ぷかぷかのヒミツ」も話してこようと思っています。
プロモーションビデオ第2弾も上映するので、当然、相模原障害者殺傷事件にもふれることになります。事件はカナダの人たちにとっても大変なショックだったと思います。そんな人たちを前に、犯人を生み出した日本の社会をどんな風に語ればいいのか、頭が痛いところです。
今回カナダで上映するプロモーションビデオはYouTubeで見られます。ただこういうのは一人で見るより、みんなで大きなスクリーンで見て、上映後お互い感想を言い合ったりする方が、得るものが多いと思います。前に進む手がかりがつかめるかも知れません。必要なら高崎も呼んで下さい。
問合せは045ー453−8511 もしくは pukapuka@ked.biglobe.ne.jp
プロモーションビデオ第1弾(5分)
プロモーションビデオ第2弾(15分)