日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原望さんは昨年の演劇ワークショップにチェロ奏者として招かれたことがきっかけで、ぷかぷかさん達に惚れ込み、ダイちゃんとコラボを組んで何度か舞台に立ちました。
日本フィルのリレーコンサートでの舞台。
この舞台、ダイちゃんはしっかりギャラを日本フィルからもらったようです。言い換えれば、江原さんはそういうおつきあい、真剣勝負ができるようなおつきあいをダイちゃんとしたというわけです。
その江原さんが今度は、辻さんも入れてコラボをしたいと言ってきました。辻さんに絵本の朗読をしてもらい、その朗読の合間にダイちゃんとのコラボの演奏を入れるそうです。本は『さかなはおよぐ』というパレスチナの絵本です。
パレスチナの絵本なので、ダイちゃんには和太鼓ではない、エキゾチックな音の出る打楽器を持たせる予定、と江原さんは話していました。音楽もアラブの曲を何曲か入れるそうです。
魚が死ぬ場面ではレクイエムを演奏したいと話していました。
絵本をプロカメラマンに撮ってもらって、三方向から光を当てるスライドショーをやりたいと話していました。かなり豪華なスライドショーになりそうです。
朗読コンサートは8月13日(日)午後2時からです。みどりアートパークリハーサル室です。
朗読コンサートのあと、プロモーションビデオ第二弾の上映をします。上映のあと、プロモーションビデオを作った信田さんに映像に込めた相模原障害者殺傷事件へのメッセージについてお話をお伺いする予定です。お話のあと、相模原障害者殺傷事件で犠牲になった方々を思いながら江原さんとダイちゃんによる「レクイエム」の演奏を聴きます。
「レクイエム」を聞いたあと、集まったみなさんで相模原障害者殺傷事件のことを少し話し合えれば、と思っています。あの事件は私たちにとってなんだったのか、優生思想云々の大きな話ではなく、日々の暮らしの中で、あの事件はなんだったのか、といったことが話し合えれば、と思っています。
江原さんには「ダイちゃんと辻さんとのコラボをやりたい」と思ったのはどういうところからなのか、といったお話も聞く予定です。江原さんのやろうとしていることは、相模原障害者殺傷事件の被告の言う「障害者はいない方がいい」とは全く逆の提案です。「障害者はいた方がいい」どころか、彼らと新しいことをいっしょにやろう、という極めて前向きな提案です。事件から1年がたとうとする今、福祉の業界の人でもなく、関係者でもない江原さんがこういう提案をすることにこそ、すごく意味があると思います。そのあたりの話をじっくり聞きたいと思っています。
江原さんはこのユニットの出前公演も考えています。日本のあちこちでこの朗読コンサートが実現できれば、なんだかすごくいいと思います。
8月13日まで、江原さんは何度かぷかぷかに来てダイちゃん、辻さんと練習します。オープンでやりますので、見に来られる方はぜひ見に来て下さい。場所はぷかぷかのアート屋わんどです。練習する日が決まりましたらFacebookでお知らせします。
朗読コンサートと上映会のチケットは2000円です。今回は経費がいろいろかかるので少し高めです。申込、お問い合わせはぷかぷか高崎までお願いします。会場が狭い(定員60名)ので、必ず予約して下さい。
045-453-8511 もしくはメールで pukapuka@ked.biglobe.ne.jp
江原さん、すごく張り切っています。朗読のあと江原さんのソロ演奏もあります。江原さんは日本フィルハーモニーのチェロ奏者です。これはもう聞かないと絶対損!です。
★準備不足のため、公演は延期します。 11月か12月頃になると思います。日時、場所が決まりましたらまたお知らせします。
★9月30日、カナダのバンクーバーで公演します。