先日の理事会、花岡さんがhanaちゃん連れてこなかったので、つい
「え〜っ、もったいない!」
といってしまったのですが、そのことについてのブログがすごい反響を呼んでいます。
hanaちゃんはなんだかんだいってもかわいいです。重い障がいを持ったお子さんですが、付き合うほどにかわいいです。
こうやって寝てるときもあれば
イケメンお兄さんを見つけて、じぃ〜っと見つめたり
詩の朗読を聞き入ったり
アルゴリズム体操の歌にこんないい顔になったり
とにかくかわいいのです。
理事の人たちはhanaちゃんのような子どものことをほとんど知りません、人生、こんなすてきな人と出会わないなんて、
「ほんと、もったいない」
と思うのです。
私は養護学校の教員になって初めて障がいのある人たちに出会い、いっぺんに惚れ込んでしまいました。いろいろできないことや問題を抱えていても、それでも彼らのそばにいると毎日がほんとうに楽しかったのです。
誰かといっしょに生きていくことの楽しさを彼らは教えてくれた気がします。こんなすてきな人たちとはいっしょに生きていかなきゃ損!と思いました。
こんな宝のような人たちを養護学校に閉じ込めておくのは「もったいない」と街に連れ出して公園で遊んだりしました。遠く武蔵野の原っぱにも連れて行きました。
そんなことをする教員は私一人だけでした。みんな「指導」には熱心でしたが、「彼らといっしょにその日を生きる」といった感覚ではなかったようです。せっかくの日々をなんというもったいない使い方、と私は思っていました。
ぷかぷかを始めた今も、彼らと過ごす日々がいとおしくてしょうがない感じです。ただ一緒にいる、それだけで幸せな日々です。幸せだと思える関係を作ることこそ大事な気がします。