『PucaPucaな時間』がかなり固まってきました。そのイメージ
Puca Pucaな時間は
障がいのある人といっしょに生きていくことで生まれる
やわらかな時間、自由な空気
こころとからだがゆるゆるになっていく風
みんながそこいるだけ嬉しくなる陽ざし
いつまでもねころがっていたい木かげ
そんなものでできている。
だから「ぷかぷか」は、誰にとっても居心地がいい。
障がいのある人と、どこまでもいっしょに生きていく。
ほっと一息つくと
「あなたが必要」といえる。
「あなたにいっしょにいてほしい」といえる。
まっすぐフェアに向き合うまなざしが美しい。
Puca Pucaな時間は
あなたが美しいと思える時間・・・
障がいのある人たちといっしょに生きることは、気がついてみれば、新しい「文化」を生み出していました。それを『PucaPucaな時間』としてたくさんの人と共有していこうと思うのです。
あれができない、これができない、といわれ続けてきた障がいのある人たちと新しい文化を生み出します。演劇ワークショップだけでなく、日々の活動においてもそれをやっていこうというわけです。
息苦しくて窮屈な今の社会にあっては、この『PucaPucaな時間』は、私たちにとっては救いのようなものだと思います。ホッと一息つけます。自分を取り戻すことができます。
あの忌まわしい相模原障害者殺傷事件は、障がいのある人を社会から排除する文化の、いわば暴走ではなかったかと思います。だからこそ、彼らを排除しない文化を、私たちはしっかり打ちたてる必要があると思います。
『PucaPucaな時間』は、彼らを美しいと思える時間であり、彼らを美しいと思える文化です。「彼らが必要」「彼らにいっしょにいて欲しい」と思える文化です。そういう文化こそが、相模原障害者殺傷事件を超える社会を作り出すのだと思います。
『PucaPucaな時間』は小さな冊子です。これで社会が変わるわけではありません。それでも、ぷかぷかが作ってきたたくさんのファンの存在は、ぷかぷかのような軟弱な活動でも社会をほんの少し変え得るという小さな希望を示しています。『PucaPucaな時間』は、その小さな希望を更にふくらませます。
創刊号の表紙
面白いのは、後半の1ページに作品を貼り付け、さわって楽しむページにします。印刷ではなく、実物にさわるのです。さわることを通してリアルに『PucaPucaな時間』にふれるというわけです。500部くらい作る予定なので、作品も500枚必要で、かなり大変です。今日20枚ほど作りました。
夏頃に完成予定です。
6月17日(土)みどりアートパークでの上映会は、「Puca Pucaな時間」が映像を通して見えます。ぜひお越し下さい。