ぷかぷか日記

なぜか分からないけど一瞬でぎゅーっと心を奪われて

  気がつくのが遅かったのですが、Facebookでこんないい記事を見つけました。オペラ『ロはロボットのロ』の公演をしたときのことを、すばらしい言葉で書いてくれていた方がいたのです。

 

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ふとしたきっかけで、オペラシアターこんにゃく座「ロはロボットのロ」の公演が3月下旬にあることを知り、こどもと一緒に楽しめるオペラって? どんな感じかしらと公開されている動画を見てみたら…なぜか分からないけど一瞬でぎゅーっと心を奪われて……これはダメだ、行かねば! となり、ささっとチケットを購入。

その後ちょっと調べて知ったことだけど、この公演は「ぷかぷか」というパン屋を営む高崎さんという方が「こども達に本物のオペラをプレゼントしたい」と計画したそうです。この方の文章を読んでいると、オペラの動画を見た時と似た感覚をおぼえました。

「オペラはひとときの夢の世界です。それを子どもたちに楽しんで欲しい。それをすると何かが変わるとか、何かリターンがある,というわけではありません。ほんのひととき、夢の世界を子どもたちが楽しむ、ただそれだけです。ただそれだけのために、たくさんの大人たちが資金集めに汗を流す。そういうことがすごくいいなと思うのです」

 

ひとときの夢の世界。
子どもが大人になっていく過程や、大人になってからも、色々な現実の中に生きる時に、記憶に残るか分からないけど、そんなキラキラしたものを心の真ん中に持っていられたら。それが心の糧に知らず知らずにでもなってくれたら。そんなことを願っているのです。

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 ここにも子どものことを思う優しい大人がいました。

 子ども達にオペラをプレゼントするのは「ひとときの夢の世界」を子ども達にプレゼントしたいと思ったから。その思いをしっかり受け止めてくれていたお母さんがいたんですね。うれしかったです。熱い「思い」は、こうやっていろんな人に伝わっていくんだろうと思いました。

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 何やるにしても、思いを込めてやること。それが一番大事ですね。

 ホームページを見てくれた人が19万人を超えたのも、思いを込めて「ぷかぷか」を立ち上げ、思いを込めて「ぷかぷかさん」たちのことを書き続けてきたからだと、オペラのことを書いてくれたお母さんのFacebook見ながらあらためて思いました。

 ヨコハマアートサイトが100万円もの助成金を出してくれたのも、思いを込めて演劇ワークショップをやり続け、思いを込めて申請書を書き、その思いが審査員に届いたからだと思います。

 「思い」の一番元にあるのは、「ぷかぷかさん」たちへの「思い」です。それは「支援」とかではなく、ただただ彼らといっしょに生きていきたいという「思い」です。いっしょに生きていった方がみんなが幸せになる、社会全体が幸福になる、という「思い」です。

 そんな「思い」に共感した人たちが、わざわざ長崎から講演に呼んでくれるのだろうと思います。

 

 

 オペラ『ロはロボットのロ』は10月に学校公演をやるそうで、強く頼めば横浜に来てくれるかも知れません。どなたかまた見たい!っていう方がいらっしゃいましたら、連絡下さい。来年3月末にオペラ『よだかの星』(宮澤賢治作)をやりませんか?とオペラシアターこんにゃく座から頼まれています。これも見たい!という方、連絡下さい。

045-453-8511もしくはpukapuka@ked.biglobe.ne.jp  高崎まで

 

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