ぷかぷか日記

新しい物語が始まります

  ライ麦パンに使うライ麦を作っている栃木の上野さんの似顔絵を描きに画伯を連れて行きました。上野さんの作っているお米やポン菓子のラベルを作るためです。文字をメンバーさんの手描きにして、作った人の似顔絵を入れてやわらかな楽しいラベルにしようと思っています。

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 まずは麦畑に行きました。先週来たときよりも青々としていました。

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 さっそく似顔絵。いつものように迷いのない線でさらさらと描いていきます。

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奥さんの礼子さんの笑顔絵も描きました。上野さんのお米で作ったポン菓子を食べると心が安らぐというので、ポン菓子を持って描くことにしました。

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あっという間にお二人の似顔絵ができました。

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ねこがいたのでついでにねこの似顔絵も。

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 お米もポン菓子も楽しい名前をつけた方がいいと思います、と提案。上野さんが時間をかけて考えることになりました。上野長一さんなので「ちょういち米」とか「心安らぐちょういちのポン菓子」とか。 ラベルができたら、パン屋で上野さんのお米やポン菓子を販売する予定です。楽しみにしていて下さい。

 ぷかぷかの夏の旅行もここにしようかなと思っています。麦の収穫の終わった広い畑でバーベキューをしようと上野さんと相談しました。メンバーさん40人、スタッフ10人、子ども数人の大集団ですが、広い畑で思いっきり楽しみたいと思っています。ただの観光地に行くよりも、はるかに収穫の多い旅行になりそうです。

 パンに上野さんのライ麦を使うことがきっかけで、こんなふうに新しい物語が始まります。食べ物は人と人を繋ぎ、新しい物語を生むのですね。上野さん、ぷかぷかが旅行に行くのをすごく楽しみにしているようです。今日も似顔絵を描いてもらってすごくうれしかったようで、帰りがけ、駅前の文具店で36色の色鉛筆とスケッチブックを画伯にプレゼントしていました。

 そういえば、障がいのある人たちが40人も旅行に来るのですが、大丈夫でしょうか?といった話は全然しませんでしたね。忘れていた、というか…。上野さんも奥さんもなんの不安もなく、すいすい話が進みました。当たり前のように旅行に行き、当たり前のように受け入れてくれる、特別扱いしない、だから『新しい物語』が生まれるのだと思います。

  上野さんの物語とぷかぷかの物語がライ麦パンをきっかけに出会ったのだと思います。

pukapuka-pan.hatenablog.com

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