昨日の日記に「心がほっこりするような映像のメッセージができたら、と思っています。」と書いたら、映像を作っている信田さんからこんなメールが来ました。
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お天気も良く明るくゆったりとした空気の中で
「おいしいねー」
「もう1回チョコパンとチーズのパンおかわりしたい」
などと子供と話をしていました。
そしたら厨房の小窓のカーテンが急にシャッ!と開き、ニコニコ笑顔にマスクの方が
「おいしいかい!?」
と聞いてきました。
一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、とっさに
「美味しいです!」
と負けじと大きな声で答えました。
その方は、そうだろうと言わんばかりにニコニコのまま
「フフ〜ン」
と笑い、カーテンを閉めました。
多分10秒程のできごとでしたが、この思ってもみない楽しいやりとりで、また食べに来ようと思いました。
ぷかぷかウィルスに感染したのは、多分この時だと思います。
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去年プロモーションビデオを作った中島さんもウィルスの重症患者ですと自分でおっしゃってました。信田さんもぷかぷかに通っているうちにどうも感染したらしいのです。そして今回、その「感染」を映像で表現したい、というわけです。
ますます楽しみになりました。
信田さんがすごいなと思うのは、そういった映像こそが、相模原障害者殺傷事件へのメッセージになる、と言っていることです。昨年、瀬谷区で障がいのある人たちのグループホームの計画が、住民の反対運動でつぶされてしまいました。「障害者はここに来るな」と言っている人たちの心のドアをノックするような映像になるなら、それこそが相模原障害者殺傷事件へのメッセージになります。
あらためて信田さんはすごい仕事をやろうとしているのだと思いました。